大変、大変ご無沙汰しておりました。
気になりつつも日々に追われ、と理由がつけばいいのですが、
一言で言うならば、あまりの不甲斐なさに筆が遠のいておりました。
が、おかげ様で元気にしております。
小さな大きな出来事に、心動かされておりました。
少々思い起こしてみます。
もう随分前のことのようですが、
6月6日は金星の太陽面通過!ご覧になりましたか?
オラが町は天気に恵まれて、職場に日食サングラスを持参して、
代わる代わるみんなで「あれかな?」「なんとなく?」と言いながら、
一生に一度の天体ショーを鑑賞しました。
後で知った情報によると、視力が1.0ないと見えないらしく、
見えたつもりだったけど、想像と妄想の世界だったのかな?
「動くのが見えた!」と同僚。私以上だ。
サッカー男子日本代表の試合にも興奮しました!
6−0!こんなに気持ちのいい試合観たことない!
いやぁ、強くなりましたね〜!あっぱれ!
そうこうしてるうちに、一喜一憂の交流戦も終わりました。
何度もここで喝を!喜びを!衝動にかられながらも、気力体力伴わず・・・。
最後はエース吉見の復帰に待ってました!祝!2連勝!
終わり良ければ全てヨシ!としましょうか?
結果的にはまあまあソコソコなんでしょうが、G軍の強さが鼻をつく。
暴走を許してなるものか!ガンバレ!ドラ!オラ!
そうこうしてるうちに、梅雨に突入。
梅雨の晴れ間に、ようやく、半期に一度の洗車をしました。
洗車が終わると決まって夕暮れ。
決まってお気に入りの場所で夕焼けを撮影。
何とか間に合った!
ニュースに話を転じれば、
オウム真理教の逃亡犯の逮捕。衝撃でした。
地下鉄サリン事件から17年。
あの事件の翌日、その電車に乗る予定でした。乗りました。
予定が一日ズレてたら、私も被害者だったかも知れません。
当時も私なりに想いを巡らしました。
その時の想いが私を創ってきたところもあります。
そしてまた考えさせられています。
今尚、麻原を信仰する入信者が後を絶たないという。
もちろん、信仰心が悪いワケじゃない。
誰もが何かを信じながら生きている。
それが史上初の化学兵器テロまで暴走した恐ろしさ。
そうこうしてるうちに、大飯原発の再稼働が決まりました。
この一年、一番憤りを覚えたのが原発問題。
どうしてそんなに日本政府は原発を稼働させたいんだろう?
今尚、原子力を司れるなんて傲慢とさえ思えてしまう。
日本人の美徳、謙虚さはどこへ行ってしまったんだろう?
そんな中、小泉堯史監督の映画に魅せられました。
救われました。勇気づけられました。
心動かされました。心洗われました。
ご覧になった方も多いと思いますが、
遅ればせながら、この数日で全4作品!実に贅沢な時間でした。
『雨あがる』
『阿弥陀堂だより』
『博士の愛した数式』
『明日への遺言』
どの作品も素晴らしい!魂を感じました。
これぞ!素晴らしき日本映画!
また、遅ればせながら黒沢明監督の助監督だったと知り、
納得と同時に嬉しかった。
志は、魂は、受け継がれている、生きている。
今度はどんな映画だろう?楽しみだ!
次回は映画館で観たいものです。
そうこうしてるうちに、6月も半ばを過ぎ、
そうこうしてるうちに、台風は峠を越えたようです。