チョモの近況 =     牛歩ながらも一歩ずつ  Let's Enjoy Our Life !

「隠岐車中泊旅♪島前編」 '21-06-30

前回、近い内に隠岐を綴るとホザキましたが、
やっぱり更新は安定の月末に。

オラが町ではまん延防止が解除され、
それでも感染者はナントカ収まってますが、
東京では再宣言?がささやかれてますが、
皆さまお元気にしてますか?切に願っております。

今月、両親はワクチン接種を2回、無事に完了しました。
副反応が少ないらしい老人力を遺憾なく発揮して。
オラはいつになるんだろう?
打てるなら早く打ちたい派です。
仕事柄、もし感染したら絶対に移しちゃう!ので。

先月浮かれてたドラゴンズ交流戦は、
例年より頑張ったものの、借金を返済することなく、
今や3位よりもドベの方が近い!
オイ!コラ!オイコラ!ドラゴンズ!ワクワクさせてくれよ〜!

先場所ヤラカシタ朝乃山はクビは免れたものの、6場所休場って一年も。
大いに大いに反省して稽古に稽古に励むのじゃ!
1年後楽しみにしてるゾよ♪

そしてオラの近況は、佳境だった仕事が昨日終わり、
その合間にせっせと隠岐の脳内トラベル♪
&今年の夏山はどこ行こう?妄想と計画と予約と、
体力作りに多度山へ、イトマと天気の合間、3回登ったべ。
体力はお金で買えないのです。一日で成らずなのです。

因みに今年の夏山、来月ナント!4泊5日のテント泊!
若い時でも3泊4日しか経験ないのに。
という訳でビビって励んでおります。
行き先は15年位前に行ったコースに水晶まで欲張って、
雲ノ平・水晶岳・鷲羽岳・黒部五郎岳の周遊コース♪
遭難しないように体力つけて、お天道様に微笑んで貰えるように、
日々、善意に精進します♪

やっと本題♪『隠岐車中泊・島前編』です。
自称観光大使気取りで、長々と長々と、長々と綴ります。
お時間のある時に、Shall we 脳内トラベルin隠岐?

まず隠岐諸島とは、島根半島の北部の4つの有人島と180あまりの小島で、
有人島の内、一番大きな島が「島後」と呼ばれる「隠岐の島」で、
他の3つの島が「島前」と呼ばれる「知夫里島」「中の島(海士)」
「西ノ島」から成っている。

そして隠岐諸島への行き方は、飛行機か、隠岐汽船のフェリーか高速船。
船の乗り場は境港か七類港で便によって異なる。
所要時間は巡り方によって異なるけど、
車を載せられるフェリーは2時間から2時間半くらい。
高速船は1時間10分から1時間半くらい。

船の運賃は、一番安くて大人片道3300円。
島前間の船は本数も多く最安370円で渡れる便もあるけど
島前ー島後間は最安1490円。

オラのように車を積む場合、4m未満のジムニーちゃんの場合、
隠岐まで片道18260円、島前ー島後間は7470円。
島前間は1260円から2040円。
流石は離島とは言え、屋久島より高いぞ!

の所にアリガタイ企画商品発見!(隠岐汽船)
7日間4島を回り放題で36410円♪これなら往復よりお値打ち♪決定♪
(運賃は現在ので、一人分の運賃を含み、車のサイズによって異なります)

というわけで、隠岐の日数も7日間に決定♪
あと、せっかくなら、帰りに鳥取砂丘や出雲大社も行きたいな〜と、
結果的に3月28日〜4月5日で巡って参りました。

3月28日雨 移動
翌朝のフェリー七類港は9:30発。移動時間は高速を使っても5時間。
夜明け前の出発は大変だから、仕事を終えてから18時出発♪

天気は雨。も、移動だから許す。今のうちに降り切っておくれ♪
と、西宮手前辺りから愛車ジムニーちゃんがヒーヒー泣き出した!
ちょっと前もあった症状。泣くだけならまだしも、
坂道でアクセルを踏んでも60キロしか出ない!高速で60キロは危険!
ヤッベー!のとこ、サービスエリア!ガソリンスタンドもある!
店員さんに症状を伝える。ボンネットを開けるも原因はわからず、
次のインターで降りるように進言される。。。

オーマイガー!!!日曜日の夜、スズキディーラーは開いておらず、
フェリーのキャンセルも時間外。公衆電話で一応家族に連絡。
ああ、これで旅は終わってしまうのか?
とりあえず、今はアーもコーもドーにも出来ないから、
明日ジムニーちゃんが機嫌を直してくれることを祈って、
サービスエリアで寝る。車中泊ゆえどこでも寝れる。

3月29日
機嫌を直してくれたらフェリーに間に合うように、
3時半に起きて4時、恐る恐る車を走らせる。
と♪元気になってる♪80キロは出る!

♪どーしたんだ!Hey Hey Baby バッテリーはビンビンだぜ!
いつものようにキメて ブッ飛ばそうぜ♪
忌野清志郎の『雨上がりの夜空』を祈る想いで唄いながら
夜が明けて♪大山が神々しい♪けど2度と登らない。脚を痛めたから。
 大山とジムニーちゃん♪
初めて境港を訪ねた20年以上前「水木しげるロード」の看板に、
存じ上げず、誰?道の名前に人の名前って?も、境港の商店街に行けば、
電気屋さんも衣料品店もドコもカシコもゲゲゲの鬼太郎♪
この町は水木しげる氏に足を向けて寝れない!思ったのでありました。
 もちろん電車も♪
無事に七類港到着♪家族に無事を伝えたくても公衆電話ナシ。
出港♪行ってきまーす♪フェリー大好き♪も波は荒めで大揺れ。
   
手すりがないと真っすぐ歩けやしない。天気は良いはずなのに視界不良。
   
一つ目の島♪島前の知夫里島(ちぶりじま)↑に到着♪
島に到着してマズしたことは、食い気。
隠岐の岩ガキを買える場所は?観光案内所で聞いてみた。
らナイ!直売所もナイって!!!ナヌ?残念…。とぼとぼ車に戻ったら、
案内所の方が追っかけてきて、地図を広げて、
ココかココの作業所に行ったら分けて貰えるカモって♪ヨシ!!!

さあまずは、一宮神社とも称される、
天佐志比古命(アマサシヒコノミコト)神社へ。
   
↓によると、1000年以上の歴史があるそうな。
流石は『ユネスコ世界ジオパーク』一つ一つの名所にとても丁寧な
案内看板があって、ナニも知らないオラには本当にアリガタイ。
 
↓見逃しそうな建物だけど、日本で2ヶ所しかない野外観覧席を持つ
芝居小屋だそうな。始まりは災いを鎮める為の奉納の踊りだったそうな。
   
隠岐と云えば社会で習った後醍醐天皇の島流し。
一番最初にこの島に着き↓その折この石に腰掛けたとか。へ〜。
   
お次は島津島へ♪遊歩道が整備されてて景色を愛でながら散策できると。
このお松橋を渡って♪でも足元には牛のウンコがいっぱい。
   
↓へ〜〜〜。ほ〜〜〜。牛は泳げるんだ〜。
   
にしても、だーれもイナイ。時が止まったよう。
あ、カラスだ!誰もイナイし遠慮なく特技の「カーーー!」
と!バサバサバサバサ!!!茂みに居たカラスが一斉に飛び立つ!!!
それはヒチコック監督の『鳥』のガチリアル版!!!襲われる?!
 MAX時はこの5倍以上!
あービックリした!ウンコを避けながらの遊歩道は続く。
しばし登ればパーーーと展望が広がって、ナンともイイ景色♪
 
ウンコの主がようやくお目見え♪隠岐らしい風景♪
 
私の存在に気付いてるような、気にしないような、草を食み続ける。
上空は青空なのにコノの霞はナニ?そうだ!黄砂だ!
黄砂にめっぽう弱いオラ。急いでマスク。振り返れば↓
 
イイ景色ですな〜。たぶんこの島に人間はオラ一人。モッタイナイ。
さあ戻ろうかと思ったら、行き先に牛が立ってる。
 
まあその内ドイテくれるだろう。歩き出したら後から足音。
さっきまで呑気に草を食べてた牛が列をなして追いかけてくる!
前方にも立ちはだかるように居るし!ナニ?狙われてる?!
   
とりあえず遊歩道から外れたら追いかけては来なかった。ふう。
カラス以上にビビった!焦った!元気でね〜♪
   
黄砂が無かったらウンと美しいんだろうな〜。
 
この後会った人みんなが、隠岐は黄砂は珍しくないけど、
今までで一番酷かったとか。私もこんなに酷い黄砂は初めて。

お次は案内所で教えて貰った岩ガキの作業所辺りへ。
の道中「古谷水産」の案内看板。ヤッター!訪ねるも誰もイナイ。
残念無念。
気を取り直して、知夫里島灯台へ、道しるべのまま行くも辿り着けない。
道中、牛小屋の方に聞いて行き直すも・・・断念。会えたのは牛だけ。
 
来た道を戻って、町の中心部に役場見っけ♪港にもなかったし、
公衆電話の場所を尋ねてみたら、この島にはナイ!と。
カクカクシカジカ家に電話をしたいと伝えたら貸してもらえた。
が、留守で繋がらず。致し方なし。ありがとうございました。

お次はもう一つの岩ガキの作業小屋。行ってみるもワカラン!
近くで建築作業をしてる方が居たから聞いてミタ。
が、作業員みんな島の者じゃないからワカランと。

近くの看板もナイ倉庫っぽい建物の裏に回ってミタら!!!ポイ!
 
「すみませーん」「はーい」「港の観光案内所でココで岩ガキを
分けて貰えるカモ?と聞いて来たんですけど」「どれくらい?」
やった!分けて貰える!岩ガキは高級で1個500円位するらしいし、
旅の一日の食費は分をわきまえて2000円がマイルールだし、
「私一人が食べるので、贈答用じゃないので結構ですので2000円分位」
「わかった」殺菌用の水槽の中から5つ選んでくれて「1000円でいいよ」
へ?!こんな大きなのを1000円でいいの?!「ありがとうございます!」

「岩ガキの開け方わかる?道具ある?」
「ハイ!食べる気満々で軍手とナイフとペンチも持ってキマシタ!」
と言ったのに、超親切に目の前で「ココをこうやって開けるんだ」実演♪
更には「食べてみて」「いいんですか〜」と云いながら食べる気満々♪
一口!では食べれない大きさ!美味い!!超美味い!!!
ありったけの御礼を伝えて、心は今からディナーにウキウキ♪

看板がないから名称はわからないけど、
「レストハウス神島」の東「ウッドハウス」の奥。
まずはさっきの建築現場の方々、知らないなんてモッタイナイ!

ウキウキしながらお次は「後醍醐天皇上陸の地」
 
桜はちょうど見頃♪梅まで共演♪
   
お次は知夫里島の2大観光地の一つ↓赤ハゲ山へ♪スゴイ黄砂!
 山頂まで車で行ける♪
↓本州が見える?
   
どころか隣の島も、海さえ見えない・・・相変わらず誰もイナイ。
   
トイレもあるし、ココで泊まろうと思ってたけど、
風は強いし黄砂は酷いし、外での宴会は楽しくなさそう。却下。
お次は知夫里島のみならず隠岐を代表する景勝地の一つ「赤壁」の道中、
ナニやら案内看板↓停車。何のヘンテツもない石垣かと思いきや、
知恵の遺跡だったのね。にしても理想的なサイクル♪だったのに。残念。
   
隠岐4島の中で牛を一番見かけたのは知夫里島か西ノ島。
全く見かけなかったのは隠岐の島。
   
車が来ても簡単にドイテはくれない。
特にこの子↓もうみんな歩き出したよ!
お尻をペロペロ、あっかんべー?
やっと動き出してもノロノロ。これぞ正に牛歩戦術♪
   
なかなか細い道を登ったり下ったりして、
知夫里随一の観光地『赤壁』のPに到着。
エンジン止めた直後!白い煙がボハー!!!エ!爆発!?しないよね!?
一瞬のことやったけど、超心配!も、誰もイナイ。
行きの高速と同じ作戦。ちょっと休ませよう。とりあえず観光するか。
こういうトコ、我ながらホントに脳天気だと思う。
↓の案内によれば、これが神島かあ↓黄砂でカスミまくり・・・
   
『赤壁』まではPから230mゆるーい登り。
↓のように牛とゆるく隔離された遊歩道。
 
到着♪スッゲー!!!断崖絶壁に柵はナシ。
   
赤い断崖絶壁と牧草地 なんとも対照的な景色♪
 
赤壁で夕陽を♪期待してたけど黄砂でムリムリ。
   
タテに赤い層ってどーゆーこと?
腰がヒケまくりながら覗く 
この景色を愛でながら岩ガキディナー&宿泊♪目論んでたけど、
トイレがないので却下。
駐車場に戻る途中、さっきまで呑気に草を食べてた牛たちが
慌てて小走りに追いかけてキタ!また?ナヌ?
柵がナイとこでオラを待ち伏せる作戦?ナニ?ナニ?
すると一台の軽トラがやってキタ。軽トラに群がる牛たち。全員集合!
目的はオラではなく軽トラの荷台の干し草だった。ふう。

しかし、牛の耳?ってスゴイ!私の耳には車の音なんて
全く聴こえてない時から聴こえてた?んでしょうな。
牛飼いのおっちゃんにスゴイですね〜って言ったら、
もっとスゴイ話。

島の牛飼い、みんな同じメーカーの軽トラ乗ってるけど、
飼い主の軽トラにだけ反応するんだって!
おっちゃんも、耳なのか鼻なのか何なのか?不思議って。
あと、牛は人間を襲うことはナイから道路で邪魔だったら
クラクション鳴らしてって。

これだけ牛が居たら、島のどこで牛肉を買える?聞いてミタ。
ら、隠岐には牛の屠殺場がナイ!らしい。
ココの牛はオスだとだいたい1歳前に本州に売られて
本州で育てられるとか。
だからココに居る牛はみんなメスで、メスは1年に一回の出産を目標に、
種付けされるらしい。その種の値段はピンキリで、
それによっても子牛の値段が変わってくるとか。へ〜。

「私たち生産者は」という言葉を頻繁に使っていたけど、
最初は違和感があったけど、妙に納得。
要は、農業で云う商品作物なんですな。
奄美大島でも、本マグロの養殖日本一なのに、
地元のスーパーでは一切目にしなかった。
地産地消VS商品作物、今後どうなる?
のどかで呑気そうな牛を見る目が少し変わった。

そんなこんなで30分も立ち話。貴重なお話、出逢いにThank you♪
そうそうそう!車!「さっき煙が出たんですよ!」
「この島に修理してもらえるトコってありますか?」
「この島にはなくて隣の海士(中の島)から呼ぶんだ」

とりあえず恐る恐るエンジンをかけてみたら、異常ナシな感じ。
牛飼いのおっちゃんの車に付いていく。けど、オラが遅れると
オラを気遣って待ってくれたり。本当に優しい♪
どうやら大丈夫そう♪「大丈夫そうです!ありがとうございました!」
おっちゃんと別れて、さあお宿は?海岸に公園とトイレ発見♪
「仁夫里浜公園」に決定♪

公園の水道でカキを洗って♪さあさあ♪岩ガキディナー♪
   
岩ガキの開け方は平たい方を上にして、真ん中より斜め右上辺りにある
貝柱を狙って、ペンチで崩しながらナイフが入る隙間をコジ開ける!
口で云うはタヤスイがナカナカ手強い。だって正に岩!
軍手は必須です。左だけしてたら隙間を狙ってグイ!力を入れたら、
勢いあまってガリ!右手から流血。両手に軍手がオススメ!
 
う〜〜〜ん♪旨い♪うなる旨さ♪
おっちゃんはコレは商品にならないヤツだからと格安で
分けてくれたけど、ドコがダメ?ちっともワカラン。
旨い♪旨い♪陽が暮れた。最後の一個♪
 
見上げれば満月があがってキタ♪
 
と、暗闇に光る二つ目。きっとタヌキだろう。
昼間もタヌキをよく見かけた。カワイイ〜♪
警戒しながらも近づいてくる。何もあげないよ。
カワイイけど野生にエサを与えてはイケナイのだ。
   

3月30日晴れ 知夫里島〜西ノ島へ 赤尾展望所泊
今日は昨日より黄砂が少なそう♪
まずは町役場へ家に電話を。やっと繋がって無事を伝えれてホっ。
絶滅危惧種。いたわって下さいませませ。
さてさて今日は西ノ島への港へ。どうやって乗るんだろう?
案内所で聞いたら、パスを持ってたら早いもの順で車を停めるだけ。
誰も並んでないし、ちょっと早く来すぎたみたい。

そうだ!もう一回カキを買いに行こう♪時間は8時半。居るかな?
スタコラサッサ!5分で到着♪居た〜!
「あまりに美味しかったので厚かましくもマタ来ました!」
また5個1000円で岩ガキGET♪厚く御礼を伝え、早くも夜が待ち遠しい♪

西ノ島へ出港♪↓昨日ナンも見えんかった赤ハゲ山
 
「知夫里島」隠岐4島巡った今、一番「島」らしい一番のどかな島♪
岩ガキもお値打ちで美味しいし超オススメ!また行きたい!
前方左手が西ノ島↓右手が中の島(海士)と手前ジムニーちゃん♪

今船が通ってるトコはカルデラ。↓左の一番高い山が噴火口の焼火山♪

西ノ島の別府港↓40分弱で到着♪
 
まずは後醍醐天皇が1年滞在したらしい『黒木御所』へ。
   
↑によると、ココで「建武の新政」の計画を練ったとか。
よってココが「建武の新政」発祥の聖地らしい。聖地ってイイ響き♪
   
黒木御所跡は想像以上に狭く↑8畳くらいかな?
   
静けさと厳かさのあるトコだった。黒木御所前の海&桜♪
   
お腹が空いた。海岸でお湯を沸かしてランチ♪
メニューは山メシ候補の「ハヤシメシ」の味見♪
乾燥野菜も入れて野菜摂ってます。コレ!旨い!採用!
山には中身を湯煎袋に入れて持ってって、そこにお湯を入れて食せば、
食器も汚れず軽量&楽ちんという他の方のアイデアを頂戴♪
α米より速いし安い♪超オススメ♪
   
海岸を徘徊してたら小さい貝がいっぱい♪
食べられるんじゃない?野生児がうずく。
   
小っちゃいけど貝は貝。美味しい♪けど手間スギ!
巻き貝の小さいのは大変!けど、殺生した以上食べねば!
気付けばハエにタカラレテタ。
 
↓お向かいは中ノ島と三郎岩。イイ景色♪
   
さあソロソロ出発。とりあえず島を巡ってみる。
島の北部、耳浦野営場へ。コロナで休業中だけど通常は一張千円。
目の前に海♪芝生のサイト場♪静かでよさそう♪
   
お次は計画があるようなナイような、
天気がよかったら行ってみたかった焼火山へ♪
↓に依るとPから550m15〜20分で焼火神社 Let's GO!
 
紅白の椿♪なんか縁起がよさそう♪
 
お向かいの島は知夫里の赤ハゲ山♪今日は視界良好♪
 
案内看板は全て読む。「先達はあらまほしきことなり」にならぬよう。
   
隠岐諸島が世界ユネスコジオパークに認定された理由は
「独自の生態系」「貴重な地質資源」「隠岐諸島に住む人々の文化」
だそうだ。ココ焼火山は古くから神域として保護されてきたからか、
貴重な植物が多く自生していて、1970年に「焼火神社神域植物群」として
県の天然記念物に指定されたそうな。

隠岐の自然は世界的に見てもミステリアスなんだそうな。
北海道で見られる植物と沖縄で見られる植物が同じ場所に生きていたり、
大陸性の植物、高山性の植物、さらには氷河期の植物までもが
海岸の低地で共存していたり。その原因ははっきりと解明されておらず、
いまなお多くの謎が秘められているそうな。

へ〜。ただ残念なのは、看板には珍しいとされる植物の名前ダケで、
写真がナイ!無知なオラにはどの植物が珍しいのかサッパリワカラン!
よって、とりあえず目に留まった植物を撮って後で調べる作戦♪
↓隠岐固有種のオキタンポポ 流石にコレは下調べで知ってた。
 
↓特に珍しいわけではなさそうだけど「ナカバモミジイチゴ」
 
↓オモシロイ形!「ウラシマソウ」↓君の名は?ワカラン!
   
↓オモシロイ花?「キブシ」
   
↓「ミヤマカタバミ」の左奥にお宝発見!
隠岐の固有種、しかもココだけに自生する、ココ焼火山の地名の入った
シダ植物の『タクヒデンダ』♪たまたま写ってた♪
 
植物の名前を調べるのは毎度ながら時間がカカル!
さて、焼火神社観光に戻る。
道なりに進むと社務所の手前に立派な石垣!
かつてこの上に社務所があったそうだが今は小さく建て替えられてる。
 
社務所を通り抜けて左に道なりに進むと、
岩と一体化したような焼火神社がドーーーん!
なんか荘厳さに圧倒される。その前には超立派な杉!
   
焼火神社から来た道を鳥居の分岐まで戻って、お次は焼火山へ。
ここからは急登ではナイが普通の歩きやすい登山道を
展望台目指して登る。到着♪↓隣の中ノ島(海士)♪
 
2時間位徘徊してたけど、誰にも会わず。
さあ、お次はお宿候補の赤尾展望所へ♪
到着♪ナニココーーー!最高ーーー!!!
ココまでで一番テンションあがった絶景♪250度のパノラマ♪
 
↑右端にジムニーちゃんも♪
この超開放的な景色に抱かれて岩ガキディナーだなんて最高スギル♪
   
明日尋ねる予定の『国賀海岸』大好物の奇岩↑
まずは乾杯♪景色に乾杯♪岩ガキにも完敗♪旨スギル♪
   
こんなに素晴らしい景色なのに誰もイナイなんてモッタイナイ!
けど貸切状態で贅沢〜♪写真を撮りまくってたら馬が走ってキタ!
   
馬も夕陽が観たいのかしら?写真を撮って欲しいのかしら?
   
あなたたち絵になるね〜♪因みにコノ馬たちは野生馬!
   
なんて美しい夕景なんだ♪
 
シツコイでしょうが大好物ゆえ選びきれずご容赦を。
   
う〜〜〜ん。余は満足♪
夕陽が観えなくなった頃、この旅で初めて観光客が来訪。
遅い!観て欲しかったのに!夕陽になり代わってダメ出し!
夕陽を観たかったら最低日没30分前には来るベシ!
↓最高の立地のディナー会場♪
 
最後の一個♪ご馳走様でした♪
 
今宵も月が美しい♪けど途端に満天の星空が観えなくなってしまう。
 
今日もいい日だったな〜♪

3月31日快晴 西ノ島 摩天崖駐車場泊
車から出れば今日もイイ天気♪ポニー♪おはよう♪
   
にしても美しい!一日中眺めてたい景色♪
   
隠岐に行くなら「赤尾展望所」絶対に行くベシ!
車中泊の宿泊地としても一番オススメ!
 
ココでの朝食も質素ながら格別♪コノ景色の中で唄うのは
 超気持ちイイ♪
コノ先がアンナ断崖絶壁だったとは!
   
名残惜しいけどソロソロ出発しますか。最後にもう一枚♪
 
今日はまず『国賀海岸』の奇岩を海からも愛でたい♪
「国賀めぐり定期観光船」に乗ってみよう!
パンフレットによると所要時間1:20 大人3000円子供1500円
浦郷港着。ココかな?「観光船に乗りたいんですけど・・・」
予約してなかったけど「ありがとうございます!」大歓迎な感じ。
更には鼻息荒く「ラッキーですね!」興奮気味。なんで?
「今月は天気が悪くて運航できたのは3回だけなんですよ」
今日は3月31日。それは超ラッキー!!!Thank you for GOOD LUCK♪
いざ出港♪因みに乗客は私と5人家族の2組だけ。
 
↓運河(船の航行の為に作られた人工的な水路)を通って
 
島の北側に出れば!ナニ!このナイフで切り落としたような削れ方!
   
操縦士さんの案内を聞きながら↓白い岩は「豆腐岩」
 
「亀島」♪ほんと亀みたい♪
   
お次は黒い岩がゴツゴツ「鬼ヶ城」↓振り返って鬼ヶ城
   
鬼ヶ城を過ぎると、ナンジャコリャー!超!断崖絶壁!
見たことがナイ!垂直の!絶壁ップリ!ソレもソノはず!
『摩天崖』は日本一257mの高さって!写真じゃ全然足りん!
実物はド迫力です!コレは海からしか拝めない!
   
↑一番高いとこの小さい屋根が今夜のディナー会場♪
お次は↓『乙姫御殿』波がもう少し穏やかだったら中に入れたらしい。
 
お次は『通天橋』↓このアーチ♪大好物♪
『赤尾展望台』から観えてた♪
 
↓この後歩く予定の『国賀遊歩道』
 
お次は『天上界』の奇岩♪『観音岩』↓奇岩にウハウハ♪
   
4月中旬〜6月上旬と8月上旬〜9月上旬に、
観音様に後光がさしたように夕陽が重なるそうな。
因みに陸側からは『ローソク岩』と呼ばれるらしい。
↓尾根上の展望所は昨日泊まった『赤尾展望所』
 
↓左ハシの白い縦じま模様は『滝見の岩屋』
 
お次は『国賀の赤壁』逆光で赤く見えにくいけど。
   
またナニ!このナイフで切り落としたような絶壁!
   
にしても本当にイイ天気♪ありがとう♪お天道様♪
 
槍のように尖った岩!槍岩とでも名付けましょうか?
   
↓『明暗の岩屋』の入り口。波が穏やかだと入れるらしい。
 
↓出口。海の色が美しゅう〜〜〜♪
   
ココも将来入れるようになるんだろうな〜水の力には敵いません!
 
ココからはスピードを上げて港に戻る。
   
↓小島の誕生→こう云う風に↓なってくんだろうな。
   
あ〜楽しかった!!!コレは超オススメ!天気がよかったら是非♪
浦郷港の売店で父のゴヒイキ隠岐の海♪ココで剣先イカの冷凍ゲット♪
 
お次は『由良比女神社』平安時代に隠岐国一宮に定められた古社で
隠岐四大社の一つだそうな。
   
質素ながら歴史を感じる厳かな佇まい。
   
   
隠岐は神社が多い!そしてほぼ土俵がある。
何かの記念行事の際には「古典相撲」と呼ばれる夜を徹しての
相撲大会が行われるそうな。元々は神への奉納相撲だったそうな。
「二番勝負」で行われるらしいが、このやり方がナントもいい。
一回目の勝者は二回目は勝ちを譲るのが流儀で
要らぬ争いを避ける為とか。
   
へ〜〜〜。
 
お次は『鬼舞展望所』への道中、路肩の草原に牛♪
   
なんとも微笑ましい光景♪牛は寛大ですな。カラスは図々しいですな。
 
この光景を愛でながらのランチはカップラーメンでも最高♪
 
カラスは目ザトイ鼻ザトイ。センターはトンビかしら?
 
ココ駐車場が『鬼舞展望所』かと思いきや、5分ほど登った高台へ。
   
知夫里島がよく見える♪
『赤尾展望所』には及ばないけどイイ景色♪誰もイナイ。モッタイナイ。
 
超開放的で超のどかな風景♪
 
お次はココは歩きたい!と思ってた日本の『遊歩百選』に選ばれてる
国賀海岸の天上界〜通天橋〜摩天崖を愛でるトレッキングコース♪
全長約2.5キロ・標高差約250m、スタート地点は山頂の摩天崖か
海岸沿いの天上界、ルートは遊歩道か車道。

車道はオモロクナイし、下ってから登るのは
過去の経験上好かんから先に登る事に!
とは云っても駐車場から先ず下る。逆の方が良かったか?
コースタイムは明記されてなかったけど、
ゆっくりまったり楽しんで結果的に2時間半位だった。
   
↓国賀神社「火野正平」両親が好きな番組『にっぽん心旅』で来たみたい♪
   
ココは記憶に残る所でしょうな〜♪
ココの名称はカッコイイ!『通天橋』名前負けしてない!
 
『天上界』コレも負けてナイ!
 
『天上界』と『通天橋』のパノラマ♪
 
海から愛でるのもイイけど、歩いてじっくり眺めるのもイイ♪
   
一歩一歩歩めば、景色もじわりじわり変わってゆく、またをかし♪
   
ドーン!『摩天崖』とは正に『摩天崖』!圧倒的な存在感とド迫力!!!
↓この姿はココからしか拝めない!超オススメ!
   
ただ「遊歩道」というほどラクではナイ。
見上げれば左の棒がゴール♪もう少し♪見上げればトンビ?デカ!チカ!
   
にしても日本じゃないような景観♪最高なトレッキングコース♪
   
ゴール♪の『摩天崖』の頂上♪残念ながらカッコイイ摩天崖は観えない。
当たり前やけど。富士山の頂上では富士山は観えない。
 
今宵はこの景色を拝みながら♪今すぐにでも!やけど、
車は下。往復コースゆえ、来た道を下る。
景色がイイから全く飽きない♪
   
今度は車で『摩天崖』2回目到着♪乾杯♪旨い♪最高♪
   
今宵のメニューは『剣先イカ』とイカの塩辛と冷凍枝豆(超便利)
面倒臭がり屋の野生児は、切ったまな板のママ食す。
剣先イカ♪冷凍と思えない旨さ!肉厚で甘くて超オススメ!
   
駐車場付近では景色に満足出来ない為、
遊歩道のゴール付近のベンチが宴会場♪ベンチをテーブルに♪
お向かいの尾根↓は昨夜のお宿『赤尾展望所』この旅の宿2TOP♪
 
さあさあ夕景ショーの始まり始まり〜♪
     
トイレに行きたい!度に駐車場まで歩く。
ナニやら看板↓第二次世界大戦時の監視所跡。
確かに見晴らし抜群でしょうな。けど戦争は似合わない。
   
観光名所のハズだけど誰もイナイ。誰もコナイ。毎日貸切♪
   
この宴会場はお宿は最高♪だから車中泊はヤメラレナイ♪
観光大使気取りで綴ってるけど、ココが人気になったら、
こんなに自由にデキナイ。教えたいような教えたくないような。
 
今日の夕景も美しゅう♪お天道様にThank you♪
   
ギター弾いて唄って♪余は大満足じゃ♪ああ、また行きたい。
 
日はとっぷり暮れても大宴会は続く。
赤いお月様♪今宵も月が美しい♪
   
今日もいい日だったな〜どこもかしこも美しかった!Thank you♪

4月1日晴れ 西ノ島から中ノ島&隠岐の島へ
今日は朝陽を拝むために5:30起床♪
昨日は会わなかったけど、牛も馬も居たのね♪おはよう♪
   
朝食を食べながら日の出待ち♪キターーー♪
   
なんて美しいんだ♪太陽からノロシが上がったような↓飛行機雲♪
     
↓お気に入りの写真♪太陽を食べる馬♪旨♪
   
↓太陽を眺める牛♪なんか神々しい♪
   
朝陽がすべてを照らす♪
   
夢中でカメラばばあ♪ありがとう♪元気でね〜♪
   
この後、牛にも馬にも会わなかったから、
ココで存分に戯れさせてもらってヨカッタ♪
西ノ島は超オススメ!隠岐に行くなら絶対に行くベシ!

さあ、お次の島、中ノ島(海士)へ♪またね♪西ノ島♪
 
7:50発。たった12分で到着♪港で公衆電話発見!
今日は4月1日エイプリルフール♪ウソをつく為だけに家に電話♪
とっさに思い付いたのはデキソコナイだった。
「アワビ食べたよ」「いいねー!」「今日は?」「ヤラレター!」
電話を切った直後に「お土産にアワビ買ってくね」にすれば、
帰宅まで騙せたのにーーー!!!超後悔・・・
ま、一応、今年も騙せたからヨシとするか。

気を取り直して、まずは『隠岐神社』へ。
鎌倉時代、承久の乱で隠岐に御配流となり
当地で崩御された後鳥羽上皇を祀る神社。
   
超立派な神社。やっぱり土俵がある。
   
隠岐造りと云われる立派な本殿
   
隠岐一の桜並木らしい♪ちょうど満開で美しい♪あっぱれ♪
   
行在所跡↓憂鬱に和歌を詠んで過ごしたらしい。
   
↓によると当時から残る井戸で今も清水が湧き絶えることがナイって。
   
お次は平安時代の神社一覧に名を連ねる古い神社『宇受賀命神社へ』
のどかな田園の中にポツリと佇む。
   
   
お次は神話の舞台になった『明屋海岸』へ。へー噴火口近くだったんだ。
 
海岸沿いに遊歩道を進むと、この辺りがちょうどハートに見える♪
   
イイ天気♪イイ景色♪海の向こうに見えるのは今日行く隠岐の島♪
 
食事は景色のいいトコで食べたい♪この島で泊まるならお宿はココ♪
 ←コレもお気に入り♪山にも♪
お次は164mの金光寺山へ急坂を車で登って。
   
百人一首にも名を連ねる小野篁(おののたかむら・小野小町の祖父)は
遣唐副使だったが唐へ出航当日に仮病を使い乗船せず、
それに怒った天皇は、隠岐へ小野篁を島流しの刑にし、
金光寺に閉じこもり祈った結果1年で許してもらえたそうな。
   
ココまでで見どころ満載だったから一番大きな隠岐の島はどんだけ?
というわけで、中ノ島には一泊はせず隠岐の島へ行くことに。
にしても中ノ島は道が狭い!すれ違えない道ばかり。
譲り合って譲り合って、まあそれもいい事ですな。

この後はスタコラサッサとフェリー乗り場へ。
ココには重要な目的がある!モチロン食い気である♪
フェリー乗り場近くの『隠岐牛』が買えるお店
『島生まれ島育ち 隠岐牛店』へ♪
「隠岐牛盛合せ焼肉用」を150g2000円ほどを奮発♪

フェリー乗り場に行けば、海士町漁協直営店「大漁」を覗けば、
岩ガキ♪Sサイズが1個250円♪これがSサイズなら知夫里で頂いたのは
Mサイズ以上だったな。2個ゲット♪
更には食べてみたかったヒオウギ貝が1個140円♪も2個ゲット♪
マイルール予算オーバーだけど、ココで食べなかったら後悔する!
のはアカン!自分に都合のイイ言い訳は得意である。つづく。

長々と長々と、長々とご拝読ありがとうございました♪
隠岐車中泊旅♪島前編でした♪いいトコでしょ〜?
感染に気を付けて、夏休みの旅行にいかがですか?
因みに隠岐の島の岩ガキの旬は夏です。

隠岐車中泊旅♪島後・隠岐の島編も来月中に♪
脳内トラベルはまだまだ続く♪
来月は脳内トラベルに、北アルプスに、体力作りに、
来月こそ!音楽も楽しみたいな〜♪
毎度、始まる前は欲張りに威勢のいいオラです。
皆さまも出来ることを♪共に楽しんで参りましょうぞ♪