チョモの近況 =     牛歩ながらも一歩ずつ  Let's Enjoy Our Life !

「南岳!天狗池!紅葉!」 '17-10-31

遅ればせながら、長々と綴ります。

行き先は、
カクカクシカジカ、水晶に行けなかったので、
カクカクシカジカ、槍と穂高の展望地、南岳!
槍沢の紅葉と、天狗池に映る逆さ槍!

コースは
1日目 家を出発〜平湯からバス〜上高地
   〜横尾〜槍沢ロッジ泊 (4:50)
2日目 槍沢ロッジ〜天狗池〜南岳〜南岳小屋泊 (5:50)
3日目 同じルートを下山 (8:40)

朝5時に愛車で家を出発!
まだ真っ暗。も、じわじわ明けてクル!美しゅう!
写ったら儲けもん!当てずっぽうに撮る。ブレブレ。
 
平湯の「あかんだな駐車場」に着けばビックリ!観たことがナイ車車車!
流石はシーズン!こりゃ凄い人だな。
も、バスは意外とガラガラ。バスの車窓から大正池に逆さ穂高♪

青い空!山は丸見え!完璧なお天気!お天道様ありがとう!
↓絵葉書のような上高地・河童橋より。被写体がいいからね〜。
 
上高地から横尾までホボホボ平坦な道を3時間!も、
行きはいい準備運動♪天気が良ければ山に見とれながら遠足気分♪
 
↑明神岳         ↑前穂高岳、前穂のギザギザカッコイイ!
↓時折パーっと視界が開けて、開放感!

↓徳沢のテント場もたくさんのテント!

↓横尾は北アルプスの紅葉のメッカ『涸沢』と槍ヶ岳の分岐点。
流石はメッカ!9割以上が『涸沢』方面。3人で1枚の布団確定だ。

一方、槍沢ロッジは1人で1枚の布団♪お風呂まで♪穴場です。
ただ、展望がキカナイ。
  ←唯一『のぞき槍』真ん中に槍ヶ岳が顔を出す
1日目の夕食は豪華に参ります!
前日買い出しに行ったら肉の日!柿安のステーキ!おごったった!
それでも小屋の夕食代より安い!旨い!
 調理時間5分!速い!簡単!最高!
自炊室は外の為、寒くなる前に早々と15時夕食!その後は乾杯!
談話室で一人酒♪談話室にはたいてい山の写真集がある。
明日の逆さ槍♪プロはどのアングルで?リサーチ♪

してましたら、隣のオジサマが「何の写真集観てるの?」
表紙を見せましたら「それ、僕が出版したヤツや」
「へー!スゴイですね〜」「いや、こっちの人はもっと凄い人や」
山渓の表紙を飾るプロのカメラマン!鈴木克洋氏でした。

今日一日中、天狗池でカメラを構えて居たそうな。
朝陽に萌える槍ヶ岳が天狗池に映るのを狙って3時に出発して。
も、天気はいいものの、風があって映らなかったそうな。
「でも明日はきっと風がないから3時に出なさい」と。
「いやいや、そんな早くには」
「こんな紅葉も天気も風もイイ時は一生に一度あるかないかだよ!」
「せめて5時には出なさい」「はい」
「熊に気を付けて鈴鳴らしてね」熊?!

という訳で、4時起き&5時出発!真っ暗!
ヘッドライトを点けて歩くなんて何年ぶりかしら?
黒い塊がすべて熊に見えてクル!ガサっ!熊?おおコワ。
必要以上に鈴を鳴らして、唄いながら歩く。

白々と夜が明けてクル。見上げれば太陽が山肌を燃やす。
↓燃ゆる槍沢カール 美しゅう!最高!

雪渓と燃ゆる山。足元には5センチ以上の霜柱
 
なのに↓夏の花ハクサンフウロとウサギギク♪
 季節が滅茶苦茶!もラッキー♪
陽に照らされて燃ゆる秋♪美しゅう〜♪
 
槍ヶ岳への道との分かれ道、天狗原分岐を過ぎて振り返れば!
ヤツが居た!槍が居た!いつから〜?カッケ〜!
やっぱり槍はカッコイイ!北アルプスのシンボルです。

紅葉も正に見頃!Thank you〜!幸運に感謝。すべてに感謝。
 もはや水晶行けなくて良かったような。
↓これが観たかった天狗池の『逆さ槍』今回はビックサイズでUP。

証拠写真↓お決まりのポーズ。と↓ブルブルブル〜!ドローン発車!

今回の旅のメイン!という訳で1時間半以上滞在。堪能。
と↓槍沢ロッジで出会った千葉の3人娘!
気さくで明るいイイ娘達だったな〜。
来年の9月30日北穂の小屋で会いましょう!連絡待ってます。

天狗池を後に氷河公園へ。どんどん山が見えてクル!
 
ここから南岳への登りは急登&鎖&ハシゴ!悪天候はNG。
ここ明日下るの?ヤだな〜。けど避ければ長すぎるし〜。
振り返れば大パノラマ!目の前の岩はルートです。

祝!南岳登頂!

360度の大パノラマ!↓槍ヶ岳方面180度

↓穂高方面180度 正に両手に花!

雲が多くなってキタけど、観えない山はナイ!
富士山まで!

ここから観る槍のシルエット!カッケー!しつこい?
 
↓穂高もカッケー!目の前のトンがった尾根は道!これが大キレット!
以前に北穂から奥穂を縦走して懲りました。もう憧れてません。
 観るだけで十分!
横尾まではスゴイ人だったのに、南岳は嘘のように過疎。
南岳山頂で常連のエキスパートの女性に出会う。
彼女の案内で周辺をお散歩。まるでガイド付き。贅沢〜。
「滝雲が見えることがあるのよ」なんて言ってたら現実に!
 滝雲=大キレットを雲が超えること
どんどん雲が〜刻々と変わってゆく〜これも美しゅう!
 
まさに絶壁!この雲では夕陽は厳しそう↓
 
振り返れば槍!雲はあるもののホボホボ丸見え!ありがたや〜。
 
岩山でも谷では紅葉!美しゅう!

夕陽のコントラストはこれが限界。ズームUP↓大好きな北穂高小屋!
 
↓西の空 笠ヶ岳と夕陽 東の空にはお月様↓の方が夕焼け?
 
いやあ、最高な一日でした。余は大満足!乾杯!
翌日はガッスガス。朝陽残念。
ガッスガスの中、出発、も、途中から霧が晴れたりガスったり。
↓帰りの天狗池。たった一日でお天気で雲泥の差。
 この頃南岳は既に吹雪!間一髪!
次第に小雨。も、慈悲深い!槍サマ〜。
 ありがとう〜!またね〜!
エキスパートの女性と一緒に下山。
おかげ様で楽しい山旅になりました。色々教えてくれてありがとう!
還暦を過ぎてるのに、私より体力がアル!
素晴らしい!希望です!筋力は幾つになっても付くはホント。
一方私はストック無しでは歩けないホド疲労困憊。
要トレーニング!しなきゃ今度こそ傷めるぞ!オイ!コラ!オラ!

南岳。いい山でした。また行きたいな〜。
その前に、来年こそ!水晶岳!
出会えた皆さま、ありがとうございました!

長々と、長々と、御拝読ありがとうございました。
さあ!明日から11月!Xmasディナーショーモドキに精進します!


「車中泊旅〜2017九州後編」 '17-06-23

今週はプロ野球がなくて、平穏のようで、面白くない。
交流戦は借金貯金ゼロのトントン。
まだドベ2ゴンズだけど、兆しは見えてキタ!気がする。と願いたい!

一人車中泊旅〜九州編・後編です!
また、自己満足で長々と長々と綴ります。覚悟して下さいませ。

3月28日 長崎〜佐世保〜九十九島〜平戸〜鷹ら島
昨夜は長崎の夜景を楽しみ、お宿・道の駅『夕陽が丘そとめ』まで走って、
からのディナーゆえに寝たのは深夜。ゆえに目が覚めたら9時!大寝坊!
いい天気〜!勿体なかったな〜。後悔先に立たず。
 ←道の駅『夕陽が丘そとめ』からの展望!
長崎市街地から一番近い道の駅だけあって、車中泊族に大人気。
 ←いつか行ってみたい五島列島
青い空!青い海!最高!の海岸ドライブ!雄たけびを上げながら、
佐世保で『佐世保バーガー』食べたい!
ガイドブックおすすめの『ミサロッソ』へLet's GO!
 旨い!  
ベビーモンスター・セット880円を注文♪
桜島以来2回目にして最後の店内での食事。
待ちながら久しぶりにTVを観た。お昼のワイドショーは相変わらず事件事故。
 流石は人気店。客が絶えない。
お次は今日一番のお楽しみ!九十九島!展望台のハシゴ!
九十九島の展望台は素晴らしい!車で山道を登るも徒歩5分以内!
↓まずは『ラストサムライ』冒頭のシーンに採用された『石岳展望台』!
   
ブラボー!!!最高のお天気に最高の景色!Thank You!
 
3ヶ所巡ったけどココが一番オススメ!なのは↓360度!の大パノラマ!
 
↑のように九十九島の大自然の後ろには佐世保港と市街地と米軍基地。
この大自然の後ろでナニやってんだか。
↓お次は展望台の中で一番観光地化されてる『展海峰』!
   
公園も整備されてて、家族連れ&ピクニックに大人気!
   
『美しき天然』の作曲家・田中穂積像↓存じ上げませんでしたが。
   
↑が、弓張岳からの展望が好きだったというので、行ってみる!
 
360度の大パノラマ!も、↓目の前のリゾートホテルが無ければなあ・・・。
田中穂積が愛でてた時はなかっただろう。
 
とにもかくにも九十九島は超オススメ!長崎に佐世保にお越しの際は是非!
気付けば結果的に一年で『日本三大松島』全部巡ってた。
実に贅沢!貧乏旅行だけど、贅沢な気分♪

さあ、次はどこ行こうかな〜。ここまで来たから平戸に行ってみよう!
平戸大橋を渡って〜記念撮影!↓ジムニーちゃん&平戸大橋!絵になる〜♪
   親バカ丸出し
平戸と云えばオランダ?とりあえずオランダ商館だけチラリ。
 
3時を過ぎると、夕陽と宿が気になりだす。宿は逃げていかないが、
夕陽は待ってはくれない。時間厳守です!
愛読書『道の駅』の地図を眺めて、宝島?『鷹ら島』に決定!
 の道中。美しゅう!
の道中『いろは島』の看板。いろは島?気になる〜けど夕陽が〜
けど気になる〜!Uターン!行ってみる!
 
松島がいろは=51音の数ほどあることから名付けられたとか。
 
美しゅう!観に来てよかった〜!も、またしても誰も居ない。
ならば『いろは島』の前で『いろは唄 独唱』唄いたい!
も、すぐ隣に民家に人の気配。恥ずかしい。辞めとこ。
帰宅して調べたら、弘法大師がこの景色に感動して『いろは唄』を綴ったとか。
なら唄ってこればよかった〜〜〜!時すでに遅し。次回こそ!

宿泊予定の『鷹ら島』到着!橋もあって絵になる〜♪美しいとこ!
 
も、ここでは夕陽は観えない?どこなら観える?
地図と方位磁石で、キャンプ場「長崎オアシス村」がいいんじゃない?
行ってみると、またしても誰も居ない。
のに「ここは私有地です!駐車料金○○」金額は覚えてないけど激しい看板。
ま、人が来たら払えばいいや♪相変わらず図太く水道の蛇口をひねってみるも
出ない。トイレも超ポンコツ。う〜ん。ここでは泊まれない・・・。
ま、夕陽だけ堪能しよう!と海岸に出てみたらナニ!?ここ〜!ステキ!
   
宮崎の『鬼の洗濯岩』のような浸食岩!大好物!
ここなら海に沈む夕陽が観れそう!
またしてもカメラババア全開!鳥待ちしてみたり、
水たまりに夕陽を映してみたり、一人遊び全開!たまんねえ!
     
キマシタ!キマシタ!夕焼けショーのはじまりはじまり〜!
   
またしてもクドイでしょうが、この旅唯一の夕景ショーにてご勘弁を。
   
刻一刻と沈んでゆく。太陽がこんなにくっきり観えるのは珍しい。    美しゅう
沈んでしまった〜後も夕焼けショーはまだ終わりではありません。
   
今度は空が燃ゆる。大好物!!!
 余は大満足じゃ!ありがとう!
今宵も1000円ながら超豪華ディナーです!(オラ基準)
昨夜のカキがあまりに美味しくて、また見つけた!1キロ500円!
更に大好物ホタテまで!4個で450円!ホタテさばきはお手の物!のつもり。
   
更には昨日ゲットした「キビナゴ」初めてサバキ?ました。
お店の方に教えてもらった通り、頭を取って内臓出して。手間!けど旨い!

3月29日 鷹ら島〜七ツ釜〜呼子〜吉野ケ里遺跡〜
お宿、道の駅・鷹ら島を後にして、
 こんなにイイ所なのに車中泊は私一人。
 
道中、何やらモニュメント!?恋人たちの聖地?一人旅には無縁だが立ち寄る。
   
日本の棚田百選に選ばれてるとか。
時期でない為写真のような景色ではないが、残したい日本の風景。
   ←に依れば
豊臣秀吉の朝鮮出兵の時代、拠点の築城の際、近江の石工集団を呼び寄せ、
その子孫が戦国時代から江戸時代にかけて築いたらしい。匠の技。素晴らしい!

今回の旅で「行く!」と決めてたのは「佐賀県」
昨年、これまでに行った都道府県を思い起こせば、
佐賀と福島だけ行ったことがなかったから。
という話をしていたら職場に佐賀・呼子出身の人が居て、
「是非!呼子のイカを食べて下さい!」と云われてたので、呼子の朝市へ。
の道中、玄海原発の看板。こんな美しいとこを汚さないで!
 干物が多い中、やっと見つけた!
確か、一パイ250円と言われたが、小銭が足りず5000円札を出したら、
「小銭は?」「130円くらいしか」「もうそれでいいわ」Thank you!

お次はガイドブックの写真にソソラレタ『七ツ釜』に行ってみる。
広大な駐車場に到着!またしても誰も居ない。
迷子にならないように↓案内看板を写真撮影。↓「つぼねの上展望台」へ。    ←ココ?
こんなに展望のナイ展望台は記憶にナイ!だから人が居ないのか。期待薄。
と思いきや!すっげー!ナニコレ!?
   
またもや、宮崎の『馬ケ背』みたい!いや、それ以上にオモロイ!芸術的!
 
自然が創り出すものにはカナワナイ!だからオモシロイ!とオラは思う。
   
これまでアチコチで柱状節理見てきたけど、ここは一見の価値あり!
 
↓誰も居ない広大な草原にぽつんと立ってるのは『乙姫大明神』!
   「乙ちゃ〜ん!」
浦ちゃんは九州の南、長崎鼻に、乙ちゃんは九州の北に。会えないよな〜。
30分ぐらいのつもりが1時間以上も堪能!イイとこ!オススメ!

お次は『吉野ケ里遺跡』へ!の道中、海岸にナニ?奇岩?
 思わず立ち止まる。立ち寄る。
自然の創り出すものは本当にオモシロイ。
   
お腹が空いた〜。ウニのおにぎり!旨い!
 
『吉野ケ里遺跡』到着!
 
やっぱり高いとこに登りたくなる。「馬鹿と煙は高い所が好き」?ですがナニか?
   
想像以上に広大!見どころ満載!1時間のつもりが2時間に。いや一日遊べる。
   弥生時代の琴
そんな太古から弦楽器があったんだ〜!なんか嬉しい〜。弾いてみた。OKです。
   ←発掘現場
このように埋葬されていたらしい。
 
吉野ケ里遺跡は弥生時代の遺跡という程度の知識しかなかったけど、
展示の案内を読む内に、現代の問題はここから始まっていたのか?

縄文時代は、狩猟や採集など必要なものを必要なだけ手に入れる社会だったが
弥生時代、農耕社会になると、いわゆる余剰生産物が生まれる為、
これを富として蓄えることによって、人々の間に貧富の差が発生し
更に農耕は組織的な作業が必要な為、支配層と被支配層が生まれた。

また、農耕ゆえ定住するようになり、集落が発生し、
富を巡る集落同士の争いが起こるようになり、
外敵から集落を守る為に、集落の周囲には濠がめぐらされるようになった。
吉野ケ里遺跡がまさに日本の城の元祖といってもよい形態。らしい。
なるほど〜。妙に納得。
なんかちょっと賢くなった気がするぞ!ま、気、だけですが。

明日は最終日!今度こそお山へ!久住山に登りたい!
今夜のお宿は登山口に近い『道の駅・小国』へ!
珍しく売店が開いてる時間に着いたから、久住山の状況を聞いてみた。
ら、「今朝も雪で登山口まで通行止めだったよ。アイゼンは?」
「ありません」「そりゃ駄目だ!」ガーン・・・。またしても。

ならば温泉のある道の駅がイイ!
道の駅・ながゆ温泉へ。の道中、久住山!だと思う。
 せめて写真だけでも!
到着!
 道の駅・ながゆ温泉は、車中泊族に大人気!
隣のキャンピングカーのおじいさんが話しかけて来た。
「この温泉がイイってよう知っとったな」「たまたまたです」
「ワシは福岡から2ヶ月に1回1週間ぐらい滞在する。ココの湯が一番イイ!」
「湯がイイ」とかよく聞くけど、正直、私には全然!ワカラナイ!
全くもって違いのワカラナイ女のハシクレである。けどなんかラッキー♪
 
今日のメインはもちろん呼子のイカ!を、
朝市のおばさんに教えてもらった通りに初めてサバイてみた。
触ってビックリ!まだ生きてた!触ると赤い斑点が点いたり消えたりビックリ!
背骨?以外食べれないところはナイと聞いたので、
ありがたく頂きました。旨い!
   
芝エビも焼いて丸ごと旨い!常備食シイタケも旨い!焼くだけ料理バンザイ!

3月30日 ながゆ温泉〜国東半島巡り〜別府港〜フェリー
最終日、久住山に雪で行けず、ならば、まだ行ってない国東半島巡りへ!
の道中、大分は唐揚げが有名だったよな?
名前は覚えてないけどお弁当屋さんで買ってみた!
こっちはポン酢に付けて食べるんだ〜。コショウの味が濃いめだけど旨い!
 
まずは国東の石仏の代表と云われる『熊野摩崖仏』へ。
入口に杖が置いてあって、そういう場合は大抵持って行った方がヨイ。
一夜で築かれたと云われる、なかなか、なかなか、登りがいのある
100もの石段を登ると、いきなりドーン!ナンジャコリャ?!
   
巨岩壁に刻まれた日本一雄大な石仏。左は不動明王像。右は大日如来像。
   
熊野?って三重の熊野と関係が?ありました!
なんでも、紀州熊野から移って来た権現様が霊験あらたかで、
近所の人が参拝するようになってから、暮らしが良くなって肥えてきた。
そんな折、鬼がやって来て、肥えた人間を食べたい!どうしても食べたい!と
権現様にお願いしたら「日没から翌朝ニワトリが泣くまでに、
100段の石段を作れたら願いを許してやるが、作れなかったらお前を食い殺すぞ」

権現様は一夜では不可能と思ってたが、夜明け前、数えてみたら既に99段!
権現様はこれはマズイ!と「コケコッコー!」と鳥マネ。
を聞いた鬼は食べられる!と慌てて逃げ出すも、山中で倒れて息絶えた。
話を聞いた村人は権現様に感謝して朝夕参拝するようになった。とさ。
人が創り出すものも、なかなか興味深い!オモシロイ!
   
↑何という石仏だったのかしら?記憶にございません。政治家になれる?
   
お花!を見ると撮りたくなる!ジムニーちゃんとお花!絵になるね〜。
   
ジムニーちゃん、可愛くなって超満足なんだけど、
ただ一つ残念なのは、乗ってると見えない。当たり前だけど。
理想は、誰かがジムニーちゃんを運転して、その後ろを走りたい!
どうでもいい話でしょうが、私からそれを取ったら何が残る?

お次は『真木大堂』
特別な思い入れもなく、せっかくだから、で立ち寄ったんだけど、
境内に一歩踏み入れれば仏像が!生きている!迫ってクル!
そんな気がしました。

平安時代に作られた9体の仏像、一体一体に魂が感じられて、
「祈り」の深さが伝わってきて、存在感に圧倒!されました。
特に大威徳明王像は圧巻!仏像にこんなにズシーン!とキタのは初めて。
写真撮影禁止のため写真はないけど、一見の価値アリです!
←駐車場の隣の車。守られてます。
お次は『富貴寺』
   
九州最古の木造建築。阿弥陀堂。
簡素ながらナンとも美しい荘厳な佇まい。
祈りが込められているからでしょうね。だんだんと納得してきた。
←道中の自然公園。自然も美しゅう。
↓お次は三人寄れば文殊の知恵の『文珠仙寺』
   
↓ナンとも面白い遊び心?のある石灯篭↓この境内に一杯咲いてた
   
苔の石垣と見逃しそうな↓十六羅漢像。↓行者堂
   
私は自然が大好きで、自然に勝る美しさはナイと思ってきたけど、
祈りが創り出すモノも美しい!自然と同じくらい美しい!
思えば芸術は、祈りが、畏敬の念が、生み出すものかも知れない。

雪で久住山に登れなかったけど、そのおかげで国東半島の仏巡りができて、
いろいろ思い巡らすこともできた。
旅って思い通りにならないことの連続。日常もそうですが。
だから面白いのだ!ヤメラレナイノダ!

いよいよフェリーの時間。その前にフェリーで何で乾杯する?
↓立ち寄ってみる。ちょうど夕方の割引タイム!このお店オススメ!
 
さらば!ありがとう!またね!九州!
   
甲板のベンチで乾杯!すべては美味い!のために。回し者ではありませぬ。
   
帰路の別府〜大阪航路は大人気!瀬戸大橋をくぐったり見所も。
↓しまなみ海道かな?見えますか?
 
撮った写真を愛でながら乾杯!乾杯!でいい気分になって甲板で涼んだり。
と、『そらら』のCメロが♪急いで録音♪やった〜!完成だ〜!超いい気分♪
で撮ったこの写真↓この旅一番のミラクルショットです!
 是非!クリックして大きな写真で見て下さい!
船の揺れ?オラの揺れ?相乗効果?で、光がブレて♪が並んでる〜!
狙って撮った写真より、こういう奇跡的な写真の方が嬉しいんだよな〜。

3月31日 大阪港〜高野山〜帰宅
早朝6時半に大阪港着。
このまま真っすぐ帰るのはナンカ勿体ない。
せっかくだから近年行ってみたかった高野山へ!

道中の案内板で『龍神スカイライン チェーン規制 オートバイ通行禁止』
また雪!?ここも雪?!一応たどり着けたけど、本当に雪が舞っていた。
昔の家族旅行の時もチェーンをつけた記憶が。それ以来の高野山。
♪高野山は今日も雪だった♪
 
昔、来たはずだけど、記憶はチェーンぐらいでほとんど覚えてない。
ゆえに新鮮!高野山への道中はなかなかの山道で険しいのに、
高野山一帯は別世界のような静けさと厳かさのある独特な雰囲気!
 
↑↓高野山金剛峯寺の庭園
   
なかでも、奥の院↓は厳かそのものな雰囲気。
雨&雪で撮り損ねたけど、弘法大師御廟への参道には両脇に、
豊臣秀吉をはじめ織田信長などのお墓が建ち並ぶ。
   

旅って本当に面白い!日本ってどこもかしこも本当に美しい!
言葉でいうと陳腐ですが、またまた魅せられました。
百聞は一見に如かず!皆さまもShall we 旅?
行ける時に、行きたい時に、是非!

また7月に、味をシメタ太平洋フェリーで仙台へ、
今度は南下して福島などなど巡りながら帰って来ようと思ってます。
まだまだ詳細は未定ですが。
その前にお仕事頑張るべ!大きな顔して遊べるように頑張るべ!
結果的に、お役に立てたら、アリガタキ幸せ。

長々と長々と御拝読ありがとうございました!


「車中泊旅〜2017九州前編」 '17-06-16

昨夜の野際陽子さんの訃報にはビックリ。
昨年9月、白山で偶然ロケに遭遇してから1年も経たずして。
流石は女優さん♪凛とした佇まいながら、
登山客と気さくに話す姿が印象的でした。
あんなにお元気そうだったのに。

実は先月も哀しすぎる別れがありまして、
お世話になっているガリバーさんで、
たぶん一番よくお会いしてた方が病気で亡くなりまして、
その1ヶ月近く前にお会いした時は、いつもと変わらぬ笑顔だったのに。
あまりに突然のことで、今でも信じがたい想いです。

でも、思い浮かぶのが笑顔しかないって素敵なことですね。
本当に素敵な方でした。
ありがとうございました。

気を取り直して、
やっと車中泊旅〜2017九州編、前編です!
3ヶ月近くも前のことになりますが、
またまた魅せられたので、自分への備忘録を兼ねて、
自称・観光大使気取りで綴りたいと思います。

(注)長々と、長々と綴ります。覚悟して下さいませ。

太平洋フェリーで味をシメたフェリー旅♪
高校の修学旅行以来の「さんふらわあ」で、
行きは大阪→鹿児島、帰りは別府→大阪と、片道に鹿児島航路を入れると
復路は70%オフ!車&寝台で8000円弱!高速&ガソリン代よりお値打ち!
ありがたく享受して参りました。

3月23日
「新生ジムニーちゃん」と「さんふらわあ」オレンジ組!
 カワイイでしょ?完全に親バカです。
↓いざ出港!期待してた夕陽は曇天にて残念。
 
↓海が眺められるガラス張りのラウンジ発見♪さっそく乾杯♪
  ガイドブックを開いて旅の計画開始!遅っ!
「さんふらわあ」は何がオススメって、寝てる間に運んでくれる♪
大阪発17:55→鹿児島・志布志8:55着!

3月24日 志布志〜桜島〜鹿児島〜枕崎・火の島キャンプ場
↓旅となると朝陽Loverは早起き。
 一応観れた♪Thank you!
海を眺めながらお風呂に入って甲板に出ればいい天気〜!
 
あっという間に鹿児島。「ゆったり船旅」と云うより「合理的船旅」
 
前回、道を間違えて桜島を堪能し損ねたので、今回はまずは桜島へ。
↓青い空!青い海!ヨ!桜島!垂水の方から観ると富士っぽいシルエット!
 
↓有村溶岩展望台を1周30分お散歩。
↓犬!の横顔にしか見えないのは私だけ?↓こちらも何かの生き物みたい。
   
↓湯之平展望所から開聞君を期待してたけど、この花曇り。残念。
 
『道の駅・桜島』のオススメメニュー。オススメとあって美味い!オススメ!
 
桜島からお向かいの鹿児島市にはフェリーで30分。1150円。(車込み)
高速道路みたいな改札を通ってそのまま船に乗船。新鮮〜!
   
↓桜島を愛でに『仙巌園』へ。想像以上に見どころ満載!2時間も徘徊。
欲を言えば、青空が欲しかった。嗚呼、欲深い。
   
と!電車!間に合った〜!鉄っちゃんでもないのに撮りたくなるのは何故?
 海沿いを走る電車♪いいね!
↓お次は『城山』から桜島を愛でる。う〜ん、養花天。
 
お次は開聞君を愛でに枕崎の『火の島キャンプ場』へ!
も、開聞君は幻のように、うっすら。う〜ん。残念。
 ←真ん中に見えます?
道中仕入れてキタ、鳥刺し&なまこ&ホタルイカ&炭火焼鳥で乾杯!
   
してたら、一人の青年が鍋を持って歩いてきた。他にも人が居たんだ〜。
「こんにちは」「鳥刺しどうですか?」思わず振る舞う。
「どちらからですか?」「三重からフェリーで今日来ました」
「どちらからですか?」「どちらって・・・」
?どっから来たのか知らない?訳ないよね?
聞けば、ここ「火の島キャンプ場」が超気に入って1ヶ月も居るそうな。
今日はカヤックで桜島に行ったけど、風が強くなってきたから、
引き返してキタとか。自分は時間があるから無理はしないとか。

ちょっと前までは、大分で海苔の繁茂期の収穫で住み込みで働いて、
3ヶ月で100万近く稼いでそれを元手にプラプラと。(本人の表現)
また夏になったらキャベツの収穫で住み込みで働いてプラプラと、
半年働いて半年プラプラ旅をしているらしい。
別に悪いことをしてるワケじゃないのに後ろめたそうに。

私はよく「自由だね〜」って言われるけど、私の自由なんて可愛いもんです。
世の中には本当にいろんな人がいる。それでいい!と思う。
迷惑を掛けない範囲で、したいようにしたらいいと思う。
死ぬ前に思う後悔第一位は「〜すればよかった」後悔らしい。

悔いなく乾杯をして、トイレ行って寝よ〜と車を出たらパトカー。
通り過ぎるかと思ったら止まった。
「キャンプですか?この車ですか?名前は?住所は?職業は?
免許証を。車検証を」質問攻め。これが職務質問ってヤツか。初体験。
ナンかあったの?私疑われてんの?
「何かありました?」「パトロールです」
まあ、逆に安心ってことか?と思って寝る。

3月25日 火の島キャンプ場連泊
朝陽と開聞君♪を夢見て眠るも、朝から雨。。。絶望的。
起きる理由が見当たらず2度寝3度寝。
どうしよっかな〜。まだ美しい開聞君は観てないし、
今日は枕崎の海岸線を走って天草に渡るつもりだったけど、
この天気じゃドライブしても美しい景色は拝めそうにないし、
でもここに居たら昨日立てた計画が狂っちゃうし、
でも〜開聞君が観たい!多数決で決定!一人車中泊旅ならでは。

火の島キャンプ場は無料とは思えないキレイさで、
海が目の前にドーン!と広がる最高のロケーションで、
屋根付きのベンチまである!素晴らしい!有り難い!
雄大な景色の中で食べるパスタはレトルトでも最高!
 
さあ、ギターでも練習でもするか。
教則本を広げるも直ぐに頓挫。遊び出す。
大自然の中で唄うのは気持ちイイなあ。
たら!いい感じ♪急いで録音!忘れる前に。
あっという間に祝!新曲『そらら』のAメロBメロ完成♪
その後、ドライブ中に口ずさみながらサビも完成♪
Cメロは帰りのフェリーの甲板で誕生♪
帰宅して歌詞を書いて『そらら』完成!メデタイ!というより超嬉しい〜♪

夕暮れ、やっと開聞君!も、これが精いっぱい。焼きシイタケで乾杯♪
   

3月26日 枕崎・火の島キャンプ場〜坊津〜野間岬〜フェリー〜天草
やった〜!
↓朝焼けと三日月と開聞君♪素敵♪ありがたや〜。
   
光と影のハーフ。180度のパノラマ
 
まだかな〜♪刻々と変わってゆく景色。  ↓キターーー!!!
   
カメラばばあ全開!岩の上に鳥!ズームアップ!↓絵になるね〜!
   
結局、この旅、唯一の朝陽ショー!故にクドイでしょうがお付き合い下さいませ
   
あれもこれも選びきれず捨てきれずUP
   
大好物の光のカーテンは「天使のはしご」って云うらしい。
   
開聞君!カッコイイ〜!美しい〜!
   
余は大満足じゃ〜!またまた『いろは唄』を自己満足で熱唱♪
   
キリがないから出発!も、開聞君とジムニーちゃんのツーショット!進めない。
   
開聞君〜!ありがとう〜!さようなら〜またね〜!

坊津から野間岬のリアス式海岸も圧巻!大好物!超オススメ!
随所に展望台があって、道もどんどん整備されて、最高のドライブウェイ!
なのに、展望台には誰も居ない。相変わらず独り占め!
 
   
 
   
ジムニーちゃんも記念撮影。相変わらず親バカです。
   
↓吹上浜 日本三大砂丘の一つ。長さ47qは日本一だって。
 潮干狩り客がいっぱい。
お腹が空いた♪
江口蓬莱館は美味しいらしいが長蛇の列に負け↓買うもまあまあ。
   
今日のお楽しみはナンと云っても大好物ウニ!
天草は年中ウニが撮れるらしい♪
愛読書『全国道の駅』のオススメ「道の駅・阿久根」でGET!!!
ご満悦にドライブ♪電車!ついついパチリ。
 
道中、段々畑が美しい!道草大臣。
 
この旅3回目のフェリー♪長島・蔵之元→天草・牛深30分2160円(車込)
 ちと高めだけどフェリー大好き♪
天草と云えばキリシタン。教会。↓大江天主堂。
撮影禁止で写真はないけど、とても厳かな雰囲気。
 
天草の見どころは更に夕陽!だそうな。これは見ないワケにはイカナイ!
せっかく天草ならマリア像と夕陽を!
マリア像を探す!聞く!探す!探す!こと1時間。
やっと、あった〜!!!も、あまりの小ささにビックリ。3mぐらい?
   
やっと見つけたけど、肝心の夕陽が・・・。
まあ、今朝の朝陽と開聞君は最高だったし、足るを知るとしましょう。
 なんとなく夕焼け?
今夜は温泉宿『道の駅・有明』で大好物ウニ様と乾杯♪う〜ん、旨い!
 鯛が190円だなんて!旨い!
初!豚味噌♪キュウリや大根やキャベツに付けて旨い!おすすめ!

3月27日 天草松島〜フェリー〜雲仙〜長崎・平和公園・稲荷山
朝は質素に?普通にパン。
 
行ってみれば、天草松島は日本三大松島の一つらしい。
展望台の高舞登山に車で登って徒歩5分。も車道はなかなか狭くて急です。
   
↑の内容通り、確かに舞いたくなる↓景色!も誰も居ない。
 
 誰も居ないならまた遠慮なく唄って参りました。
お次は雲仙へ!
4回目のフェリー天草・鬼池〜島原・口之津30分2030円(車込)
   
フェリーの中で食べようと道中GETした↑想像以上に旨い!また食べたい!
↓鯉のぼりだ〜!ジムニーちゃんと記念撮影♪
 
ここから山に向かって行くほどに天気が怪しい・・・。
 雨?いや、あられ!
雲仙普賢岳の展望台、仁田峠第二展望所に着いた時には嵐!雷雨!視界0。
も、ちょっと待てば観れるんじゃない?が現実に!下界が観えてキタ!
 
↑↓駐車場にはやっぱりジムニーちゃん一人。
   
仁田峠から展望台への道中、雪!↑寒いはずです。登山は断念。
↓仁田峠より日本一若い山!平成新山と普賢岳
 
 霧の合間のチラリズム
お次は長崎に向かってLet's GO!の道中、湾と雲仙!
 
長崎と云えばちゃんぽん食べた〜い!
福山雅治おすすめのお店に行ってみるも、
 中途半端な時間にて開店前。残念。
気を取り直して、行ってみたかった平和公園へ。
   
初めて間近に観た「平和記念像」の表情があまりに可愛くてビックリ!
  ←なるほど〜。
長崎は15年位前?以来。当時は『竜馬がゆく』を読んだ頃で、
グラバー園や大浦天主堂や亀山社中(休館日、残念)に行ったので、
今回は行ってない所へ、長崎の夜景は『世界新三大夜景』らしい!稲荷山へ。
 香港、モナコ、長崎 (日本の団体が選出)
頂上まで車で行けるのはアリガタイけど流石は長崎。超急坂!おまけに渋滞。
いらつく後ろの車がピタっと寄せて来る!頼むわ〜。
ジムニーちゃんはミッションなの!坂道発進は下がります!
ぶつかりたくないし、エンストにもヒヤヒヤ!
「下がって」ってジェスチャーをするも、?この旅一番手に汗握った。
後ろに『坂道発進下がります』ステッカー貼りたくなった。
   
↑ガイドブック通り日没前後のトワイライトtimeもおすすめ!
 
 
↑2枚で360度のパノラマ
ここは外国か?と思うほど8割がガイジン。
上の写真から50分後↓
   
なかなかの見応え!も「世界3大夜景」と云われると、そうかなあ?
↓こちらは2年前のパリの夜景!圧巻!自慢にしかなりませんが。
   
今夜のディナーは超!豪華です!
天草で、松島と云えばカキ!が食べたい!もお店を見つけられず諦めて島原へ。
と、カキ小屋の看板発見!捨てる神ありゃ拾う神ある気分!早速入店!
したものの、自分でカキを開けたことがナイ。
お店の人に聞けば、自宅で鉄のナイフで開けて、と云われても持ってない。
すると「あげるわよ」「ありがとうございます!」
「何キロにします?」「一人旅なので5、6個でいいんですが」
「もう、カキもあげるわよ。土産話にして貰えたらいいわよ。
美味しかったら牧島のカキ美味しかった!って言って貰えたら」ですって!
なんて男前な女将さん!せめて持ち合わせのスーパードライ一本でお返し。
牧島のカキ美味しかった〜!10個も!ペロリ!ご馳走様でした!
   
超豪華なディナーになったのは、天草でカキに出会えなかったから、
ならばウニを!更に天草名物クルマエビ1匹410円!高!けどまだ生きてた!
生きていると「殺生」して頂いてるんだと改めて感じる。
もちろん殻も焼いて全部頂きました。ご馳走様でした!

前編でした。長々と長々と御拝読ありがとうございました!


「車中泊旅〜東北編C」 '17-01-30

4日連続の更新!これはオリンピック級(オラ基準)!
約半年、綴るとホザキながら綴れず、綴らず。
でも意外に律儀な私は気になってたんですよ。
嘘つきにはなりたくない!ってなってるか。
とにもかくにも、これを綴らねば唄もオチオチ出来ない気がして、
この機運を逃してはなるまい!仕事の合間にせっせと綴っております。

本当に最終回です!
7月14日 中尊寺
予報通り雨。
三陸海岸を南下しながら、海はやっぱり空の鏡。
雨と霧で海は見えないし美しくないし、これ以上津波の爪痕を見るのも辛いし、
そうだ!世界遺産・中尊寺に行ってみよう!急きょ予定変更!

着いたのは15時前。もう観光客は帰ってく人ばかり。
私はつくづく人とズレてるんだなあ。
↓駐車場から意外にも坂道!想定外。確かに高野山も比叡山も山の上か。
 
案内看板を読んでビックリ!
中尊寺と言えば奥州藤原氏の金色堂ぐらいの知識だったけど、
中尊寺を開山したのは恐山を開山した円仁だったんだ〜!
 
そして金色堂は想定外!金色堂をすっかり覆う建物の中。流石は国宝。
写真撮影は禁止なので写真はないが、金箔づくしのマサに金色堂。
しかし、単に贅沢三昧をした訳ではなくて、
建立した藤原清衡氏が死後の世界を非常に恐れてて、
死後の世界が明るい世界であって欲しいという願いを込めて建てたとか。
館内の音声案内で聴いて、微笑ましくなった。

境内には他にも10以上のお堂があって、一つ一つ案内看板を読んで写真撮影。
今日唯一の観光だし、せっかくだからじっくり散策。
中でも↓弁財天堂の神様?は斬新だったなあ。
   
↓こんな所に白山神社!?あの白山?でした。
思えばこれもあって昨年白山に登ってみたくなったんだった。
   
↓近世の能舞台遺構としては東日本唯一らしい。
   
明日はとうとう最終日。お昼のフェリーで帰路へ。
よって、なるべく近い所まで移動!
今夜のお宿は、温泉もある道の駅・上品の郷。
メインはもちろん昨日とシェアーのうに!と山芋のバター焼き。旨い!
 焼くだけ茹でるだけ料理万歳!

7月15日 松島・四大観〜フェリー帰路
フェリーの時間12:50の90分前11:20には受付を!ということは、
11時には仙台港に着いていたい。
その前に欲張りに最後!日本三景の松島を観てみたい!から早起き!
遊覧船で巡るのが一番だろうけど、そんな時間はナイから、
松島を見下ろす4つの展望台・四大観を巡ることに決定!

まずは一つ目!「壮観」大高森より↓
松島の形状を箱庭のように見られることから「壮観」らしい。
   
青空だったらな〜。もっと、もっと美しかっただろうな〜。
   
奥の松島の津波の被害は甚大!だったろうな。↑見下ろすは松島とジムニー君
 広大な荒地
お次は「麗観」富山   だんだん分かってキタ。展望台ということは高台。
もれなく登る!容易くはない。からか?誰にも会わない。
   
↑日本三景松島のシンボル的存在、五大堂。創建は坂上田村麻呂。
これまた円仁が五大明王を安置したことから五大堂と呼ばれるらしい。
恐山に始まり慈覚大師・円仁ゆかりの地が多いなあ。
東北地方現存最古の桃山建築。↓ここに書いてある。
   
三つ目「幽観」扇谷山。
山頂から松島湾の入り江が扇のように浮かんで見えることから扇谷らしい。
 どこもかしこも登る!つもりはなかったのに。
四つ目は「偉観」多門山。偉観とは素晴らしい眺め。
四つの中で一番案内看板が多く観光地って気がした。↓多門山とは。
   
 
四大観、全部周るなら断然車です。そして登ります、下ります。
青空だったら、この写真とは雲泥の差でしょう。
まあ、ここまでお天気に恵まれたから足るを知る!としましょう。
 帰りは「いしかり」
早割り期限最終日のせいか?行きの二倍の混みよう。
乗船すれば、もう呑んでもいいでしょ?旅に乾杯!
今朝「松島」で仕入れてきた生ガキ。シーズンではないものの旨し!
   ←松島かな〜?
船内はホテルのラウンジのよう。窓際にソファーが並んで思い思いに過ごす。
オラは撮った写真を見ながら乾杯三昧!撮った写真は1000枚超!
夜もライブがあるが、昼もラウンジコンサート。今回は津軽三味線!
 
時々デッキに出ては風に吹かれて気持ちイイ〜!
行きの「きそ」だ〜!いってらっしゃーい!
   
まだ夕方というのに完全に酔っ払い。
甲板でギターの練習だ!マジで真面目に教則本と猛特訓。
 
そして、たまたま隣に居合わせた若者(多分オラより)と宴会!山小屋みたい。
更にはお酒の勢いで、深夜にデッキでライブ♪気持ちよかった〜。
チョモと名乗ることなく布教することなく、ただ、互いに出逢いに乾杯!
結局ほぼ12時間呑んで寝て起きてお風呂に入ったら下船時間。あっという間。
 
10泊11日の東北旅、車の総走行距離2290キロも、過ぎてみればアっという間。
夢のような日々だったなあ。どこもかしこも美しかったなあ。
あ〜終わってしまった〜。帰ってきてしまった〜。
1週間はぬけ殻でした。

やっと綴れた車中泊旅・東北編。4日間で2回目の東北を旅した気分♪
東北の三陸海岸はまだまだ復興半ばも、幹線道路や観光地は完全に整備され、
旅は不自由なく出来ます。
皆様も素敵な東北を愛でに行ってみませんか?
結果的に少しでも復興に繋がれば、これぞマサにwinwin!だと思う。

さあ、今年はどこをさすらおうかな〜?
その前に、次の懸案、この汚部屋を旧正月までにスッキリ掃除して、
新しい唄を創るぞ〜!まだ威勢のイイ私です。

長々と、長々と御拝読ありがとうございました。


「車中泊旅〜東北編B」 '17-01-29

3日続けての更新!快挙です!十八番の自画自賛です!
綴りながら旅を2回してる気分。
これで記憶が薄れても思い出せる♪

7月13日 大間崎〜恐山〜北山崎〜鵜ノ巣断崖〜浄土ヶ浜
本日も晴天なり!ありがとうございます!
なんとも美しゅう朝!優しい空色〜♪
陽が昇る前も美しいんだよな〜♪
   
見とれながら、コーヒー&パン&バナナを食べながら、朝陽が昇るのを待つ。
キタ〜〜!ヨ!待ってました!光がすべてを照らし出す。偉大なり。
     
早起きした車中泊族「キレイですね〜」思わず言葉を交わし合う。
   
一年で本州最北端(大間崎)、本州最南端(佐多岬)、本土最南端(潮岬)
なんて贅沢な一年だったんだろう。
学生時代に日本最北端の宗谷岬に行ったから、これで制覇!?って、
そんな目標も気概もなかったけど、岬好きが高じて結果的に。
   
さあお次は、日本三大霊山、比叡山&高野山&恐山?近いなら行ってみよう!
の道中↓綺麗〜!道草。晴天ならではです。感謝感激雨あられは降らないで。
   
↓「薬研渓谷」浸食のカーブが高千穂峡みたい。早朝にて独占。
 
「恐山」に向かってどんどん坂を登って行くと、パ〜!と開けて硫黄の香り。
何とも変わった、見たことがない雰囲気の景色。へ〜〜なに?ここ〜。
   川に硫黄?
と、今の何?↓オブジェ?見逃した!路肩に停めて徒歩で戻る。
 
↓赤い橋を渡ったらちょっと近道カモ?♪何とも変わったカーブの橋♪
こんなカーブ初めて〜♪渡って振り返ってビックリ!「三途川」!!!
   
三途の川を渡ってしまった〜・・・死んじゃう?・・・後悔先に立たず。
でも、渡ったこっちに書いてあるということは、あの世から帰ってキタのか?
キタのだ!ならば生還!良かった良かった!言い聞かせる。オメデタイ。
   
「恐山」は最澄の弟子、円仁が開いたそうな。
「仏法が日本に伝わったのは半ば円仁の力」と評されたほどの人物だそうな。
夢枕のお告げの霊山を探し求め、やっと理想の霊山に辿り着き開山したそうな。
 
着いたのは朝7時。早朝とあって貸し切り状態。
↓あちこちから硫黄が噴き出し、108もの地獄。おどろおどろしい中を独り占め。
写真を撮るにはアリガタイが、嬉しいような気味が悪いような。
   
↓美しい蓮の花に、少し心が和らぐ。
   
を抜けたら!!!なんとも美しい景色!
 
「極楽浜」マサに極楽!のような景色、雰囲気。いや、極楽です!
   
地獄と極楽。↓恐山を一枚の写真で表すならこんな感じ。
 
当初、行けたら行こう程度だった恐山。ここは行ってみるベシ!でした。
今回の旅で一番新鮮な、初めて観た感じの景色でした。
因みに「イタコ」で有名すら知りませんでした。
誰もが知ってることを知らないことが多々ある。

恐山を後にして南下!看板「六ケ所村」と言えば、原子燃料リサイクル?
近くなら観てみたい!さまようも、さ迷うばかり。断念。諦めて南下。
八戸と言えば海の幸♪八食センターへ!お目当ては大好物のウニ♪
行ってみるも市場は休業日。ガーン!・・・残念無念。
でも飲食店街はやっててお昼に買ってみた。合わせて300円台だったと思う。
 ウニではないが旨い!オススメ!
この後、ウニを求めて2時間近くハシゴスーパーの数々。
も、市場が休みということはね・・・。
諦めて海岸線を走ってたら「生ウニ」のノボリ!!!あった〜!
も、一瓶(たぶん50個以上入ってる)\2500!一日の食費オーバー!
そうだ!二日間で食べればいいんだ〜!一件落着!GET!!!
 
↑信号の下の看板「津波浸水区間 前方1840m後方640m」
三陸海岸に入った途端、この看板が、ずーーーーーーーーっと続く。
津波の被害の甚大、広大さを、痛いほど嫌というほど目にする。

波は怖い。けど波に罪は無い。波が創り出す芸術!大好物の奇岩!
「自然資源・海岸の部」で最高ランクの特A級に格付けされた景勝地、
「海のアルプス」と称される『北山崎』に寄ってみよう!も、
「ウニ」探しに時間を割き取り過ぎて夕刻4時前、手短に観よう!

案内看板を見ると、第一展望台、第二展望台、第三展望台・・・と展望台の数々。
スタッフの方に「観える景色は違うんですか?どこがオススメですか?」
「観る対象は同じだけど、ポスターはだいたい第二展望台からです」
なら、第二展望台だけ観よう!早歩きで!

途中、一組の夫婦とスタッフとすれ違う。すれ違い越しに聞こえた会話。
「怖かったですね〜。大丈夫でしたか?」「?」なんかあった?
気になったから戻って聞いてみた。「何かあったのですか?」
「熊に会いました」「熊!!!?」「どこで?」「第二展望台で」

危なかった〜。私が尋ねなかったら、熊に会いに行くとこだったよ〜。
秋田も青森も山も終わったし、海岸線だから油断してたよ〜。
カギに付けてた鈴を鳴らしながら第一展望台へ。写真を撮ってたら、
 北山崎 熊が居なければオススメ!
バタバタと10人位の男の人たちが走って来て、物々しい雰囲気。
大声を挙げたりバクチをパンパン鳴らして熊を威嚇!
ここに熊が出たのは初めてだそうな。
写真一枚だけで大人しく退散。

次のお目当て「鵜の巣断崖」に向かう道中、パトカーと何台もすれ違って、
町内広報も「北山崎で熊が出ました!」オラが町の事件だ〜!
「鵜の巣断崖」到着!も駐車場に車ゼロ。
展望台に向かう途中、流石に怖くて、鈴を鳴らしながら、大声で唄いながら、
木々に声が反射してホールみたい♪気持ちイイ〜!確かに脳天気。
 鵜の巣断崖
お次は今日一番行きたかった「浄土ヶ浜」
案内所でパンフレットを貰ってエレベーターを降りて、
キレイに整備された遊歩道を歩いてくと、わぁ〜〜〜!!!
 
間一髪!日没前!も、もう少し早かったら岩が照らされて綺麗だったろうな〜
   山脈みたい!
も、おかげで貸し切り状態!これまた贅沢〜!
     
↑またも「カメラばばあ」夢中でございます。

今夜のお宿は道の駅・みやこの予定で行ってみるも、
まだ工事中で海の傍で、もしも万が一地震が来たら津波が来たら怖いな〜
そうだ、さっきの浄土ヶ浜の駐車場ならトイレもあるし高台だし!
今夜のメインは探し求めたお楽しみの大好物ウニ!
 &ウニを諦めて買ったエビとイカ。
このウニ!マジ旨い!超旨い!明日も楽しみ♪
エビも殻まで焼いて食べ尽くす!余は大満足じゃ!大宴会もタケナワ!の所に、
重低音のダンスビート爆音をトドロかせた車が登場・・・。
目隠しの間からチラっ。超ド派手な電飾!チッカチカ!ギッラギラ!
駐車場内を練り歩くというか、練り走る。

どーもこーも出来ません。
危害を加えられないことだけを願って、ただただ帰ってくれるのを待つ。
ただ待って居られないから、どうせなら乾杯!して待つ。
こういうとこ図太い!と我ながら思う。
日付が変わった頃、やっと、やっとお帰りあそばしました。

トイレに行って寝よ、と車を出たらビックリ!!!
私の車のすぐ傍のガラス張りのバス停の中で、ライダーが3人ベンチで寝てた。
というか、寝たフリをするしかなかったろうに。怖かったろうに。
お互いお疲れ様。いやそちらの方がお疲れ様。勝手に同士感♪

大間崎の朝陽からここまでが一日の話。長い長い一日。思い出深い一日。
明日は雨予報。朝陽Lover休憩。心置きなくゆっくり眠れる。ありがたや〜。
今回で最終回のつもりも、長話になり過ぎたので次回に持ち越し!

長々と御拝読、お付き合いありがとうございました!
次回こそ最終回!じゃんじゃん綴るぞ!


「車中泊旅〜東北編A」 '17-01-28

連日の更新!珍しい〜。もう雪はタクサン!
母は無事に退院しました。今夜は祝杯だ〜!
また観光大使気取りで長々と綴ります。覚悟して下さいませ。

7月11日 白神山地〜岩木山〜十和田湖
朝、車の外に出れば、雲一つない快晴!友人は雨女だったのか?
申し訳ないけど、ありがたく晴れを堪能させて頂きます!

予定通り、世界遺産にも登録された白神山地の十二湖へ向かってLet'eS GO!
道中、『日本キャニオン』の看板!
20年以上前、キャンプ旅行で行ったアメリカのグランドキャニオンは、
素晴らしかった〜!そそられる〜!
 
せっかくだから行ってみよう!早朝とあって駐車場は一台も車がナイ。
熊の出没情報がお盛んだったので鈴だけでは心細く、ラジオを首から下げて、
周波数を合わせればラジオ体操しか合わない。正にさわやかな朝だ!
♪新しい朝が来た♪20分ほどで到着!も、ここ?ホントにここ?
 ←日本キャニオン
ここ「日本キャニオン」なんて立派な名前付けていいのかしら?
言ったもん勝ち?早いもん勝ち?残念ながら名前負けしてると思う。
たかが20分、されど20分、登った甲斐なしについつい辛口に。
まあ確かに「日本にある谷」ではありました。

お次は十二湖。いいねえ〜!
   
圧巻はやっぱり青池!
   
   
3年くらい前に北海道の美瑛で「青い池」を観たけど、
青の美しさでは十二湖!だと思う。
因みにこれが↓北海道の「青い池」。綴り損ねたけど日の目を見た!
 全体的な景観としては北海道かな〜。
勝ち負けはどっちでもいいんだ。どっちも美しゅう♪
これが白神山地のブナ。
 
お次は今日のメイン♪岩木山へLet's GO!
の道中、道の駅・ふかうら♪道の駅とみるとついつい寄ってしまう。
いか寿司\330美味しそう!買ってみた。旨い!オススメ!
 
またまた道中、千畳敷海岸!奇岩?大好物!思わず立ち寄る。
   
 青い空!青い海!最高!ここはもっと観たかったなあ。
これから岩木山!となると、山はなるべく早い時間がイイ。
後ろ髪をひかれながらサヨウナラ〜。

お!あれが岩木山か〜!ヨ!津軽富士!薩摩富士の方が富士っぽいが。
 ジムニー君と2ショット!
岩木山も、文明の利器をありがたく享受して、
8合目までスカイライン\1500+9合目までリフト\900を使えば、山頂まで30分!
リフトから↓              いざ岩木山へ!↓
   
祝登頂!岩木山1625m!一応私のサングラス入り記念撮影。
   
山頂から津軽半島方面↓最高だ〜!!!
     ←ミチノクコザクラ!
岩木山の固有種、ミチノクコザクラを観たい!と思ってはいたものの、
どんな花なのか?リサーチ不足。。。
と、そこへ私が登った道と反対の道から登ってきた人が、
「ミチノクコザクラ観た?」聞いてきた!なんてタイムリーな!
「ここを100mぐらい下った所にいっぱい咲いてるよ」
ありがとうございます!おかげ様で「先達あらまほしきことなり」回避。
 さようなら〜岩木山!
今日のメイン!岩木山に登ったし!さあ、どうしよう?
せっかくの晴天!津軽半島の夕陽にするか?十和田湖の夕陽にするか?
迷ったけど奥入瀬渓谷も行ってみたいし、十和田湖の夕陽へLet's GO!
↓十和田湖♪ 間に合った〜。
 
ヨ!待ってました!水面がキラッキラッ!宝石?足元にも及びません。
   
ありがとう〜!明日も晴れますように!
 
今夜のお宿は十和田湖畔には道の駅がない。
けど、十和田湖の朝の風景も見たい!ので、
キャンプ場の隣の公衆トイレの駐車場を拝借。ここオススメです。
 
今日のメインは初!豚のタン♪牛タンに負けず劣らず旨かった!
朝から晩まで、快晴!を味わい尽くした一日。余は大満足じゃ!

7月12日 十和田湖〜奥入瀬〜大間崎
本日も晴天なり!
   
美しゅう〜!お宿の真ん前は湖畔にベンチ!ここで朝ごはんだ〜!
   
だ〜れも居ない湖畔の朝。ギターでも弾くか〜!十和田湖畔1人ライブ♪最高!
 気持ちよかった〜♪
まだまだここに居たいけど、観光地、奥入瀬が混む前に出発!
石ヶ戸バス停に車を停め、ちょっとのつもりが銚子大滝まで往復!
   
     
   
   
   
完全に「カメラばばあ」である。十和田湖も奥入瀬も超オススメ!
さあお次は本州最北端!マグロの大間崎へ出発!
の道中、これが八甲田山かあ〜。登ってみたいなあ〜。
 
↓下北半島突入!道中、むつ付近からの八甲田山?
   
↓キラッキラ!
 
↓仏ヶ浦!確かに仏様のような丸みを帯びたナンとも言えないシルエット!
 これが観たくて下北半島を時計回りに一周!
大間崎で夕陽が観たい!その前に温泉に入って乾杯しながら夕陽を愛でたい!
間に合った〜!夕陽に乾杯!風呂上がりのビール最高!
     
↑特に一番右の写真、傑作!でしょ?一応狙って撮ったけど偶然の賜物。
↓お天道様!快晴をありがとう!前方は北海道。180度のパノラマ。
 
夕陽ショーの見どころはまだ終わってません。
↓日没30分後ぐらいに大好物のグラデーション!
 
夕陽が終われば次のお楽しみは朝陽!どこから見えるだろう?
方位磁石で陽が沈んだ方角を調べてビックリ!なんと!北西!ということは、
朝陽は北東から!ということは日の出と日の入りが90度しか違わない!
流石は北国!つまり、同じ場所で朝陽まで!海から昇ってくる〜!
朝陽&夕陽Loverには正に最高!聖地のよう♪

しかも、この岬から100mの所に無料のキャンプ場&駐車場!100点満点!
今夜のメインはもちろん陸奥湾の名物!大好物!ホタテ!5個も!
道中の鮮魚センターで購入&さばいて頂いて、ヨ!待ってました!
 
因みに、家族思いの私はお土産に送りましたよ。
因みに、私の帰宅後に届くように。
私に悪がって美味さを堪能できなかったら悪いでしょ?
何事も、モノは云いようです。考えようです。都合よく言い過ぎか?
 赤いお月さま!
二日続けての出来過ぎ君の極上の快晴!ありがたや〜♪
明日の朝陽もどうぞ!よろしくお願いしま〜す!早起きしますんで。

次回は最終回!この調子でじゃんじゃん調子にノって綴るぞ〜!
長々と御拝読ありがとうございました!


「車中泊旅〜東北編@」 '17-01-27

大雪の後はインフルエンザの猛威!
皆さまお元気ですか?
私はおかげ様で元気にしております。が、母は雪で滑って右手首を骨折。
無事に手術を終えて、明日退院予定です。皆様も気を付けて下さいませ。

かれこれ半年も経ち、近況にはホド遠くなりましたが、
やっと、やっと、車中泊〜東北編です!
って誰にリクエストされた訳でもないのですが、
初の東北!あまりに良かったので、観光大使気取りで綴ります。
また長々と綴ります。覚悟して下さいませ。

3月の車中泊旅、唯一苦痛だったのが福岡からの高速800キロ超を一機帰宅。
東北に行ってみたい!けど遠いよなあ・・・と思っていたところ、
友人が新聞広告で「太平洋フェリー」がお値打ち!との情報!

28日前までの予約「早割」で最大50%OFF!車は30%OFF!
女性専用の寝台を付けて\17300!高速+ガソリン代よりお値打ち!
車を乗せなかったら最安値\3600!で仙台までクルージング!
食っちゃ寝してる間に仙台までお宿(車)も運んでくれる♪
生演奏にシアターに、海を眺めながらのお風呂まで♪
これは素晴らしい!早速予約!回し者ではございません。

ただ、ただ、ネックなのは時間が掛かるんです。
名古屋港を夜19時に出港して、仙台港に着くのは翌日の夕方16:40遅っ!
クルーズ旅も楽しめる〜♪という方には超オススメ!
すっかり味をシメたオラは今年も密かに目論んでおります。

いざ出発!行きは「きそ」
車を載せる為に待つ、待つ、1時間?待ちくたびれた。
 
乗船した頃には大好物の夕陽!を眺めながら乾杯!出港!
   
帰りは「いしかり」に乗ったけど「きそ」がオススメ!
というのはデッキにイスがある!ゆっくり乾杯!できる。ま、それだけ。
   
乾杯&夕食の後はバイオリンとピアノの生演奏ライブを堪能して、
朝陽&夕陽Loverとしては、海から昇る朝陽が観たい!と早起き!してたのは、
意外にも5人だけ。↓こんなに素晴らしい朝陽を観ないなんて勿体ない!
   
夏場の夕陽&朝陽ハンターはナカナカ忙しい。
19時過ぎの夕陽を20時まで堪能して夕食&宴会して寝て、
4時過ぎの朝陽を拝むために3時半に起床。楽ではございません。
けど、義務ではございません。好きだからしょうがない。

この旅は二人旅&一人旅のイイとこ取り。
というのは、3月の車中泊の私の話に「行ってみたい!」友人と5日間。
流石に10日も休めない友人は秋田から飛行機で帰宅、後は5日間一人旅。
予算は食費一日2000円。厳守とはイカナイが、
分をわきまえての貧乏旅行でございます。

7月7日七夕
仙台港の近くのイオンで買い出し、翌日の予定、月山のなるべく近い所まで!
行きたいが、渋滞等々で空腹に負け、今夜のお宿は道の駅・天童温泉。
 
仙台と言えば牛タン!ですよね。この肉厚!旨し!
仙台産の牛かと思いきや、意外にも輸入牛が基本らしい。
あと、ホヤなるものを一度食べてみたかった!から買ってみたけど、
食べてみたけど、正しい食べ方は知らないけど、う〜ん、残念無念。
私の口には合わなかった。なんとも好きじゃない風味。
けど、お刺身もイカの塩辛も旨かった〜!余は大満足。

7月8日 月山
前日にあまり移動出来なかったから、月山に登頂するのは時間的に厳しい。
ならばスカイラインで行ける月山8合目の弥陀ヶ原を散歩しよう!
このスカイラインは無料!素晴らしい!ありがたや〜。
駐車場から登ることなくこの景色!最高!
 
雲海から頭を出すのは鳥海山!↑
でっかいウサギの石像↓月→ウサギが餅をつくから?
   
天空の楽園みたい♪鳥海山と池塘たち↓
   
↓月山と水芭蕉
   正に遊歩道
次回は山頂まで!登ってみたいな〜♪
 
山形はやっぱりサクランボ♪農園が多かったなあ。
「サクランボ狩りがしたい!」立ち寄ったところ、
「昨日で終わったよ。お金を貰うならダメだけど、払わないなら食べてもいい」

食べてもイイなら食べたい!旨い!旨い!
こんなに美味しいのに、まだまだ沢山なってるのにどうして終わり?
「小さな虫がわき始めたから」だそうな。
昔気質の男前なおじちゃん!これぞ日本人だと思う!
せめて持ち合わせのスーパードライ2本でお礼。
今度は6月中に!
 
↑道中の鳥海山!ずっしり、どっしりとしたカッコイイ佇まい♪
いつか登ってみたいなあ。

今日のお宿は、日本海の夕日を眺めながら入れる温泉のある、道の駅・岩城。
情報は全て愛用書『道の駅・旅案内全国地図』によると、
本庄ハムフライバーガー\300がオススメらしい♪
食べたい!も、閉店。残念。
でも小腹が空いた〜ので、併設レストランで一人前を二人でシェアー。
 予想以上に旨かった!オススメ!
ハーフ&ハーフ↓あの雲の下に夕陽が見えるはず!
 
ヨ!待ってました!夕陽だけでこんなに楽しめる♪プライスレス。
     
またまた食い気に負けて夕食を撮り忘れたけど『庄内豚』記憶に残る旨さ!

このお宿で「すみません」隣の車のおじさんに声を掛けられた。
何かあったかな?と思いきや、「三重からですか?」「はい」「僕もです」
確かに遠方に行くと同郷というだけで嬉しい!
前回の四国・九州では一台も三重ナンバーを見なかったなあ。

おじさんは軽トラのキャンピングカーで、かれこれ1ヶ月になるそうだ。
そしてこれから北海道に行って、計3ヶ月位の予定だそうな。
いいな〜。いいな〜。私もいつか北海道を車中泊旅するぞ!

7月9日 
秋田駒ケ岳に登るぞ!も、朝から小雨模様。
ならば、雨でもイイとこに行こう!
武家屋敷が建ち並ぶ「みちのくの小京都」と呼ばれる角館へ。

道中「もろこし」のノボリが何本も目に入る。
こっちは寒いから「とうもろこし」を省略して「もろこし」って言うんだ〜。
とうもろこし好きの友人が「とうもろこし食べたい!」騒ぎ出す。

角館の駐車場に入れば目の前に「もろこし」のノボリ!
とうもろこし食べるぞ!小走りに入店。
?ナヌ?とうもろこしはいづこ?和菓子??なんで?
たまらずお店の方に尋ねれば、昔、お殿様が食べたところ、これは旨い!
「もろもろの菓子を越した旨さ!」と称されたことから「もろこし」だそうな。

拍子抜けしたものの、試食をしたら、旨い!これ好き!早速お土産GET!
きりたんぽや稲庭うどんも美味しかった〜。
武家屋敷は見学ができる、今も使われている屋敷もあって、
随所に粋で繊細な匠の工夫が施されてて、
人の手が作り出す文化っていいなあ。好きだなあ。あらためて。

因みに、角館、
とうもろこしの食い気に負けて、カメラを車に置き忘れ、写真ゼロ。残念。
記憶は写真に任せてるのに〜。

雨があがった!なら八幡平に行ってみよう!
コースタイム往復1時間なら今からでも登れる!超お手軽な百名山!
が、登山口は雨、風、濃霧・・・。
たとえ1時間でも何の罰ゲーム?断念。
車で10分も下れば、晴れ?!ナヌ?怒!も、虹!!!急いで車を停める。
 ヨシ!としよう!
今夜のメインは私の大好物!うに!お久しぶり〜!
 庄内地鶏のオムレツも旨かった〜!
今夜のお宿は明日晴れれば秋田駒ケ岳へ!の最寄り、道の駅・雫石あねっこ。

7月10日二人旅最終日
願い叶わず、曇り時々雨。残念ながら登山日和ではない。
じゃあどこ行く?男鹿半島に行ってみよう!半島まで行くなら大好物岬まで!

駐車場に着いたら、2日前に会った、あの三重のおじさんの車!
いるかな〜?近寄ってみたらおじさんが運転席に座ってた!
同郷というだけで同じ車中泊族というだけで親近感!
せっかくだから声を掛けて、お互いの旅の安全を願ってさようなら。
やっぱり岬がお好きなのね。

入道岬↓ちょうど北緯40度にあるそうで、そのライン上に石のモニュメント。
   
道中『ゴジラ岩』の看板。行ってみよう!
どれがゴジラ岩?同じように探す人に聞いてみるも、みんな定かじゃない。
これかなあ?あれかなあ?正解はわからぬまま、これにしておこう!
 ←私たちのゴジラ岩
お腹が空いた!またまた海の幸♪友人との最後の晩餐!旨し!
 思えばこれがこの旅、最後の外食
友人を秋田空港に送って行ったら、想像以上に立派な空港でビックリ!失礼か? バイバーイ!の後は妙に寂しくなって、でも私は尻拭いに行かなくちゃ。
というのは、遂に私ヤラかしました。ヤラかしたと思ったらヤラれました。
というのは、前日、ガソリンを給油しようとしたら「あ〜〜〜!」思わず悲鳴。
フタがナイ!・・・。いつか何かヤラかすんじゃないかと恐れてたけど遂に。

でも財布の中にレシートが残ってた!電話を掛けたら「あります」「ほっ」
しかし知らぬが仏というか何事もなくて良かった。
私の車は普通の車みたいにフタが二重じゃなくて、
フタがナイということは、給油口の穴が丸見え&むき出しのまま丸一日。
マッチ一本入れられたら爆発!しなくて良かった。ほっ。

おまけに毎日300キロ位移動してたけど、たまたま内陸をうろついてたから、
戻っても50キロ位。ほっ。も、その道中にヤラれました。
パトカーのサイレン!「止まりなさい」
フタ代わりにタオルを突っ込んでたから整備不良?今から取りに行くのに〜。
と思いきや、一時停止違反!・・・。

どこで?止まったよ!こんなド田舎で?誰に迷惑掛けた?この点取り屋が!
他県ナンバーを捕まえるなんて、秋田ネガティブキャンペーンか!
頑張ろう東北ってそういうことか!ありったけの悪態をついたのでありました。
だって一時停止標識を全て完全に実行している人が居たらお会いしたい。

気を取り直して、ま、気を付けろ!ということだと言い聞かせ、
開運酒で大好物のホタテと生ガキとアスパラとトウモロコシと乾杯!
 
↑一番右の『生』のお酒がこの旅で一番気に入った、爛漫酒造の『生酒』
昨年のXmasディナーショーのじゃんけん大会のプレゼントに採用!
今夜のお宿は、明日の白神山地の十二湖の最寄りの道の駅・はちもり

東北編、仙台〜山形〜秋田でした。
長々と御拝読ありがとうございました!
この調子で自己満足でじゃんじゃん綴るぞ!